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個人の不動産投資の潮目が変わった2018年、飛び込んでくる儲け話は存在しない

2018.12.25|コラム

2018年は、かぼちゃの馬車・スルガ銀行等の問題により融資が厳格化され、個人投資家の不動産投資の潮目が大きく変わりました。不動産投資業界において数多くの会員とブログ読者を持ち、以前から不動産業界の問題をしっかりと指摘しておられた著名人の対談記事を引用させていただきます。

 

悪い奴らに食われちゃった初心者の話をよく聞いた一年でした【第一回】

森野狼太郎さん
そうですね。昔はBtoBがメインの不動産売買の仕事をしていて、新橋の喫煙率100%の喫茶店などで、人のばかしあいを毎日、見ていました。

今年話題になった五反田の地面師物件も何度か「 これ売りモノだから 」と騙されかけましたし、地上げや何やら何でもやっていたので、あのままだったら今頃、警察に捕まってたか東京湾に沈んでいたかもしれません( 笑 )。

何の因果か今はサラリーマン大家さんたち相手にも仕事をしていますが、あっちとこっちでは、同じ業界でも、世界が全然違います。あ、でも、息を吐くようにウソをつく不動産屋は、こっちにもゴロゴロいます( 笑 )。

ブログを書き始めたのも、当時、ブログランキングの上位にいた不動産屋とかが適当なことばっかり書いていたので、「 このタイミングで本当のことを書いたら面白いかも 」と思ったのがきっかけでした。ソイツは今年、廃業しちゃいましたけどね( 笑 )

(中略)岡元公夫さん
森野さんはウソを見抜くのが得意でしょうし、私も元銀行員で、人を見るのが仕事みたいなところもありますから、怪しい人や儲け話はわかります。

今回、買ってしまった人には、属性の高いサラリーマンが多いので、これまで優等生に囲まれて、性善説の中で生きてきたのかもしれないですね。それに、かぼちゃの馬車はTVCMを打っていましたし、そのほかのケースでも上場企業だったりすると、信用してしまうんでしょう。

ターミナル駅の立派なビルにオフィスを構えて、CMも打っている会社は儲かっているからそれができる。本当は、そのお金がどこから来るかを考えなければいけないのに、「 ちゃんとした会社だ 」と思ってしまう人が多いんですね。
森野狼太郎さん
そうそう、ガッツリ養分になるだけなのにね。あとひとついえるのは、圧倒的に知識が足りないままデカい借金を作っている人が多すぎるっていうことです。

怪しい不動産投資の案件に引っかかった方の多くは、多額の融資を受けることができたことから、一般社会では学歴や職歴が優れた方だと思います。これまでの人生、直感や性善説を信じてトラブルなく生きてきた方も多いでしょう。

騙された大きな原因は、心の中に潜む欲望と将来の不安から、不動産投資業界の闇を知っている業者の話を受け入れる心が若干欠落していたことだと思います。

 

結局は自己責任になってしまう

不動産業者からの脅しがあったことや、大家の問題についても指摘しておられます。

買主のサラリーマンが「墜落する飛行機に乗っちゃった人」に見えた【第2回】

岡元公夫さん

森野さんは、「 不動産会社がフルローンで融資を通すために売買契約書を二つ作っている 」とか、きわどい話をブログで暴露していましたよね。

森野狼太郎さん

それを最初に書いた時は「 殺す 」ってメールが来ましたよ( 笑 )。誹謗中傷もすごかった。ただワタクシの場合、「 クレームが来るってことは書かれて困るってことだな、だったらそこがワタクシの読者のツボだからもっと書いちゃえ! 」っとさらに燃えるんですけどね( 笑 )。


多様化する共食い大家。本当に怖いのは「悪意の賢者」よりも「善意の愚者」【第3回】

最近の勉強会では、物件を大家どうしで紹介しあって、手数料をかすめとったりしていますけど、あれも金に困ってやるんでしょうね。

それを自己資金を増やす方法として、堂々と紹介していることにもワタクシは違和感があるんですけど、平気な奴らも意外といるんですよね。歳を取るとわかりますがお金儲けって綺麗にやってないとどんどん周りの人がいなくなるんです。


この世に向こうから飛び込んでくる儲け話は存在しない。2019年は新規サラリーマンに厳しい年に【最終回】

余裕があるときはいいんです。でも、食い詰めている業者は、平気で客を嵌めにかかります。ワタクシだって親友だと思っていた人間に、嵌められそうになりましたからね。ですから、 人を見たら泥棒と思え という言葉を皆さんに捧げます。

 

個人投資家をブログやセミナー、YouTube等で煽っていた怪しげな不動産業者はほとんど不動産投資市場から退場しました。しかし、人間に欲望がある限り、そこに漬け込み騙す人が不動産投資市場にも参入してきます。

その予防策の一つとして、以前記載した以下の記事を今一度お読みいだければ幸いです。

怪しい話を惑わす美しいプレゼンテーション

世界的企業はパワーポイントを禁止しているところが多いです。素晴らしいツールですが、作成者・閲覧者双方が思考を深めることになっていないという弊害も指摘されています。少し考えれば危険性が分かるような怪しい不動産セミナーで失敗に陥る方が後を絶たないのは、こういった点にも問題があるのかもしれません。


サラリーマンの不動産投資が成功する確率は?

多くのサラリーマン投資家のきっかけになったロバート・キヨサキ氏ですら、個人と会社併せて数回破産(倒産)させています。それだけ不動産投資や事業経営を継続することは困難なことの連続です。最近、サラリーマンの不動産投資の成功確率について言及した記事が公開されていました。


不動産購入の際、営業担当者は敵か味方か?

不動産を購入する場合、営業担当者と一度は会うことになりますが、その現場営業担当者は敵なのか味方なのかという記事が公開されています。

 

 

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