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価格高止まりで国内不動産投資は伸び悩みも、海外不動産投資は増加傾向

2019.6.19|不動産投資ニュース

10億円以上の不動産投資をする投資家の意欲は旺盛ですが、価格が高止まりから国内不動産投資が伸び悩んでいるという記事が公開されています。一方、海外への不動産投資は増加傾向にあり、今後も増加するいう見方です。

 

不動産投資に一服感 流通物件少なく、様子見広がる

国内の不動産投資に一服感が出ている。低金利で資金調達しやすい環境にあるが、物件の価格が高騰し収益性が下がっているためだ。堅調な市況を背景に売りに出る物件が少なく投資先の選定が難しくなっている。特に海外投資家が慎重姿勢に転じており、関係者からは様子見の空気が漂うとの声が聞こえる。

10億円台あるいはそれ以上の物件を購入できる一般法人や機関投資家において、物件が高止まりしていて、買いたくても買えないことから、どことなく閉塞感が漂っているのは事実です。ただし、リートのスポンサー企業や一般法人中心に購入意欲は本当に旺盛です。私たちも、これまでの積み重ねた所有資産と金融機関の後ろ盾により、自社でそういった規模の不動産投資を検討中です。

会員登録(無料)すれば閲覧できる部分に記載されていますが、海外投資家による日本の不動産への投資意欲も旺盛ですが、物件取得競争の激化により情報収集で競り負けていることから、海外投資家の投資の減少が顕著です。

その大きな要因の一つとして、英語による魅力的な不動産投資情報の提供及び詳細な説明を必要とする海外投資家に対して、水面下の物件情報を提供できる日本側のバイリンガルな不動産エージェントが極めて少ない現状が挙げられます。

海外の大手企業や不動産ファンド会社の担当者に対して、高額な不動産情報を英語で提供し、詳細説明も英語で行うことができる担当者がいるのは一般的に大手企業です。しかし大手企業としては、言葉の壁がない国内の大手企業等に情報提供した方が、仲介が成立する可能性が高くなるのも現実的です。加えて、大手企業は組織が大きく、横の組織同士が営業成績の競合関係にあるため、水面下で流通する魅力的な物件情報が、英語力を持つ営業担当者には伝達されない可能性があります。

結果的に、海外投資家には魅力的な不動産投資情報がまわりにくいことになります。

 

この記事の後半には、同様に会員限定の記事の最後の方に、日本から海外への投資は増加傾向にあり、今後も続きそうだという記載があります。

先日、

J-REITに投資マネー流入「官製相場」第2幕が大きな要因

巨額の投資マネーが、不動産投資信託(J-REIT)に流入しています。長期金利の低下や、他に魅力的な投資対象が少ないことが要因と言われていますが、金融庁指導により地銀がリートの上場投資信託(ETF)へ投資をシフトしたことが背景にあります。

と記載しました通り、お金が余っていることもその原因です。

以前記載した以下の記事、

インタビュー記事掲載:グローバル化する不動産業界 進行する人とカネの越境(週刊ビル経営)

シリコンバレーを中心としたカリフォルニア州等の米国の主要都市や、右肩上がりの経済成長が続いている東南アジア各地で、今後ますます日系企業が大規模な不動産投資を実行するでしょう。法改正により海外不動産投資をし易い環境が整備されつつあるリートに、その一部が組み入れられる可能もあります。

で述べた通り、法改正により海外不動産投資をし易い環境が整備されつつあるリート中心に、海外の不動産投資は右肩上がりの傾向が続く可能性があります。リートが海外不動産に投資する場合、国内と同様、そのスポンサー企業が先回りして不動産投資する可能性も高まります。

海外の投資家→日本の不動産(主に10億円台あるいはそれ以上)への投資

日本の投資家→海外の不動産(主に10億円台あるいはそれ以上)への投資

という不動産投資市場は、意外と手付かずであり、投資の実現(成約)に至りやすい魅力のある情報があまり流通していないのかもしれませんね。

 

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