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不動産投資家のうさんくさい誘い文句

2019.9.19|コラム

不動産投資家が、自らのブランディングを目的としてセミナーやSNS上できらびやかな生活を披露しながら不動産投資を誘う場合がありますが、その誘い文句についての問題を指摘している記事が公開されています。

不動産投資=不労所得は嘘?投資家の「うさんくさい」誘い文句

老後に備えた資産形成の手段として、サラリーマンの間で「不動産投資」が注目を集めています。管理は業者に任せて、自分は働きながら不労所得を得られるという夢のような話に、思わず食いつきたくなるところです。しかし、このような有名投資家たちの誘い文句には、「裏」があります。

 

大きく分けて3点指摘していますが、それぞれ見てみることにします。

① 不動産投資は不労所得です!

有名投資家がセミナーなどでよく使うのは、「不動産投資は不労所得」という言葉です。日本では、家賃収入を「不労所得」といいますが、アメリカでは「受動所得」または「ポートフォリオ所得」という言い方をします。不動産投資をはじめる目的として一番多いのが、この不労所得です。サラリーマンでありながら不動産で家賃収入を得て、やがては会社を辞めて不労所得で生活することを夢見る人がたくさんいます。

この部分で、

不労所得=年金代わりという発想が近いかもしれません。しかし、不動産投資はけっして「不労」ではありません。不労という響きは誤解を招きやすい言葉ですが、最近の新規参入者を見ていると、本当に何もせずお金が入るようなイメージが強くなっていると感じます。当たり前のことですが、手放しで安定的にお金が入ることはありません。

上記を理解せずに安易に不動産投資を始める方が多いです。セミナーやネット上で不動産投資で成功した人をみて、私でもできると勘違いしてしまうのでしょう。

不動産投資は悪いことではないものの、多額の借金が伴うことから、とりあえず始めて、うまくいかなければ、止めればいいという風にはいきませんのでご注意を。

 

② 私のやり方を真似すれば必ず成功します!

二つ目は「私のやり方を真似すれば成功します」という言葉です。初心者がよく誤解してしまうのは、次のようなケースです。「物件を何棟も所有している」「本をたくさん出している」「投資歴が長い」その結果、「すごい・偉い・成功している」そんな風に思ってしまいがちです。

カリスマ性のある人と知り合いたいとか真似して成功したいと思うのは、不動産投資の世界だけではないように思いますが、多額の借金を安易にしてしまう危険性がありますので、疑ってかかるくらいが良いです。この記事で以下のように指摘されているように、実際は多額の借金で赤字体質で自転車経営をしている場合があるからです。

しかし、所有物件を何棟も持っていようとも、キャッシュフローと残債と資産価値のバランスを見なければ、本当に成功しているのかどうかは判別つきません。書籍を出版しているといっても、実際に読んでみると、物件概要や数字について明確に示されていないこともあります。

 

③ サラリーマンを辞めてリタイアしました

実際にリタイアしてうまくいっている有名投資家の多くは、今でも物件の売買を繰り返しながら、資産の組み替えを絶えず行っています。つまり、経営者として常にしっかり働いているということです。現場で汗して働かずして、遠隔でコントロールできる、そういった点では確かに不動産投資は場所を選ばず、たとえ遠隔地(海外など)にいても経営することはできます。そうした仕組みを整えられることが、不動産投資における最大のメリットではありますが、それは決して「リタイアして悠々自適」ではないのです。

と指摘されている通り、不動産投資は何かと手が掛かります。

成功している投資家とは、その仕組みをしっかりとつくり上げ、円滑に経営できている投資家です。あなたも成功したいのであれば、リタイアを目指すのではなくて、有能な経営者を目指しましょう。そして、決して有名投資家の一側面だけを見て判断することはせずに、不動産投資というビジネスをよく理解した上で、何が最適な投資方法なのかを考えましょう。

不動産投資で成功することは、不動産事業の経営者としての成功を意味します。

不動産投資家を目指して色々と勉強することは悪いことではありませんが、不動産投資を誘うセミナーやSNS等でささやかれる甘い言葉には、どうぞお気を付けください。

 

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