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星野リゾートが8施設の運営開始を発表

2019.10.15|不動産投資ニュース

星野リゾートが成長を加速しているようです。沖縄やハワイのオアフ島等、新規とリニューアル合わせて8施設の運営を近くスタートすると発表しました。国の重要文化財の「奈良の監獄」プロジェクト等差別化した事業を成長させることができる展開の背景には、自ら組成したREITの存在があるようです。

 

星野リゾート、一挙に8施設の運営を開始 成長加速の舞台裏

新規開業する施設は5カ所。年内に営業を始めるのが「リゾナーレ那須」(11月、栃木県那須町、客室数43室)、20年に営業を開始する施設のうち今回発表したのが「界 長門」(3月、山口県長門市、40室)、「BEB5土浦」(3月、茨城県土浦市、同90室)、「星のや沖縄」(5月、沖縄県読谷村、同100室)。星のや沖縄の開業と同時に隣接地には約200席のカフェをオープンする。

既存施設のリニューアルは3カ所。年内の運営開始が「西表島ホテル」(10月、沖縄県竹富町、同138室)、20年に運営を開始するのが「サーフジャック ハワイ」(1月、米ハワイ、同112室)と「リゾナーレ小浜島」(4月、沖縄県竹富町、同60室)となる。

 

成長の舞台裏には星野リゾート・リート投資法人の存在

続けて、星野リゾートの成長戦略を支える舞台裏について記載されています。

星野リゾートは施設の所有と運営を分離し、運営に特化する戦略を打ち出してきた。施設の所有に伴う金融負担を抱えることなく成長できる強みがあり、躍進の原動力になっている。反面、オーナーの意向によって運営を継続できないケースがあり、不安定さが課題となってきた。

これに対して、星野リゾートが打ち出したのがリート(REIT)の活用だ。リートは投資家から資金を集めて不動産に投資する仕組み。リートが所有する場合、収益性が高ければ個別のオーナー企業に比べて経営への口出しが少なく、長期的な視点で運営しやすい。

星野リゾートの100%出資会社である星野リゾート・アセットマネジメントは星野リゾート・リート投資法人を立ち上げ、同リートは13年に東京証券取引所に上場した。星野リゾートの最近の新規開業の施設は、所有が同リート、運営が星野リゾートというケースが増えている。

西表島ホテルの場合、今年に入ってから星野リゾート・リート投資法人が取得。同リートから受託する形で、星野リゾートが運営を手がけることになった。リゾナーレ小浜島は星野リゾートのグループ会社が取得。これを契機に再び運営に着手する。星野リゾートの施設は所有がリートに移るケースがこれまでにあり、今後の動向が注目される。

 

星野リゾートにとって海外進出は観光業界が直面する“不都合な真実”対策か

上記の記事に記載の通り、ハワイのホテルは、買収してリニューアルしているようです。

星野リゾート、ハワイにホテル、北米進出へ布石

星野リゾート(長野県軽井沢町)は2020年1月にハワイでリゾートホテルを開業する。海外で運営するホテルはインドネシア、台湾に続き3カ所目となる。将来的に北米進出を目指しており、ハワイでのホテル運営をその第一歩と位置づける。現地の接客ノウハウなどを取り込み、さらなる海外展開につなげる。

同社が世界的なホテル運営会社を目指していることは度々各種メディアで見聞きしていますが、観光業界が直面する「不都合な真実」が絡むようです。

星野リゾート、ハワイ進出の背景に「若者の旅行離れ」があった?

観光業界が直面する“不都合な真実”

「国内で展開していくほうが楽ですし、収益率も高いかもしれませんが、そういう時期に海外に積極的に出ていかないと、本当に必要になった時に始めるのでは遅い。国内市場がまだ大きく余裕があるうちに、海外で運営技術をつけたい」(星野代表)

個人的には、「奈良の監獄」のリニューアル等、とてもユニークな事業戦略を実現する素晴らしさを感じておりますので、ますます楽しみです。

 

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