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中国人に人気の日本不動産購入アプリ GA technologiesが買収

2020.6.27|不動産投資ニュース

元楽天の執行役員が開発した人気の日本不動産購入アプリを、日本の不動産テック系企業のGA technologiesが買収しました。

 

GA technologies<3491>、中国NeoX Chinaグループから中華圏向け不動産サイト「神居秒算」事業を取得

GA technologiesは、中国の淼瀛(上海)信息技術有限公司(NeoX China、上海)グループが日本と中国で運営する不動産サイト「神居秒算」事業を取得することを決めた。海外向け不動産サービスの開始が狙い。「神居秒算」は中華圏の投資家向けに日本の不動産情報を提供し、掲載物件数は約1万2000件。

(中略)

NeoX ChinaとNeoX Japanは「神居秒算」事業をそれぞれ新会社に移管し、GAが新会社の株式を取得する形となる。取得価額は日中合計で約12億2500万円。取得予定日は2020年7月末。

 

このアプリを開発した方についての、買収決定前の時期に公開された記事です。

中国人に大人気の日本不動産爆買いアプリ。開発者は「中国で2度失敗した」元楽天役員

スマホのカメラで周囲をスキャンすると、そのエリアで売りに出ている物件の建物名や部屋番号、価格が表示される ――。人工知能(AI)、拡張現実(AR)など先端技術を詰め込んだ「神居秒算」は、日本で物件購入を希望する中国人が最も使っている不動産プラットフォームだ。

開発したNeoXの何書勉(ホウ・シュウメン)社長(41)は、楽天、グリーの中国進出を指揮し、2度その壁に跳ね返された。「もう中国はこりごり」と不動産投資企業に転じた彼だが、今度は中国企業に口説き落とされ、「3度目の正直」に挑んでいる。

(中略)

不動産ビジネスは業者に有利な古い慣習が多く残っている、そう考える何さんは、神居秒算を「ユーザーの時間を無駄にしない」ことを最優先したプラットフォームにしようとしている。中国のお客さんが日本に来ずとも購入の意思決定ができるように、物件の写真はもちろん、利回りや過去数年の相場推移など、ユーザーが知りたいことを全て表示している。その甲斐あって、問い合わせに対する成約率は10%に上る。

前回、以下の記事を記載しました。

中国マネー、再び海外不動産へ

今後ますます中国の投資マネーが、世界の中でも利回りが高く、リスクが低い日本の不動産投資に向かう可能性があります。

東京五輪の時期を目指した転売目的のタワーマンション投資とは異なり、手持ち資金に対する政府の規制リスクを回避することが目的で、安定した利回りを目的とした投資が増えていくように思います。

具体的には、一棟賃貸マンションやビルへの投資が想定されます。新型コロナ問題で日本の実体経済は相当病んでしまいましたのでビルの価格は下落傾向にあり、希少価値の物件情報が出てくると思います。

という記事を書きました。

中国人による日本の不動産投資といえば従来は居住用マンションが中心でしたが、今後は一棟マンションやビルを中国人投資家が購入する流れに拍車がかかる可能性があります。

現在も中国本土からの海外不動産投資向けマネーについては政府の規制下にありますが、中国本土や海外に在住する中国人の人口は相当な数ですので、合法的な資金運用を前提に日本不動産へ投資する方々は、長い目で見ると相当な数にのぼると予測されます。

今回取り上げたようなアプリが普及すればするほど、そういった中国人投資家へ保有する不動産を売却する機会も増加するでしょう。

 

 

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