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ブランド帝国モエヘネシー・ルイヴィトン(LVMH)系不動産投資ファンドも参画。銀座で大規模再開発が進行中

2015.3.17|不動産投資ニュース

20150317

銀座の中心部で大規模再開発が進行中です。6丁目中央通沿いでは、100m以上にもわたって銀座エリア最大級の商業施設が開発されようとしています。この再開発には、世界最大手のブランド帝国モエヘネシー・ルイヴィトン(LVMH)が出資する不動産投資ファンドも参画しています。4丁目交差点の一角では、サッポロ銀座ビルの建替えも進行中です。

 

まずは、銀座5丁目再開発(「銀座4丁目交差点」の一角)から見てみましょう。

新複合商業ビル「銀座5丁目再開発計画」概要発表 サッポロ銀座ビルを建替え

「銀座5丁目再開発計画」は、晴海通りと中央通りが交差し、「銀座三越」や「和光」、「三愛」が建つ銀座4丁目交差点の一角に位置する。本計画地は、1911年に開業した「カフェー・ライオン」から、1970年に複合用途ビルとして竣工された現在のサッポロ銀座ビルまでサッポログループが運営してきた。発展を続ける銀座で、街の活性化と賑わいの創出に寄与するため、再開発計画を行うことで新たな情報発信の拠点となることを目指す。 敷地面積は約644平方メートル、地下2階から11階まで13フロアで構成される。銀座4丁目交差点に面した隅切り部にエントランスを構え、1階と2階にはつゞれ屋の店舗のほか、展示場を配置する。3階から6階、8階から10階はイベントスペースやカフェ、ショールーム、物販・サービス店舗を展開し、飲食店舗は地下2階と地下1階、7階、11階に出店を計画している。地下1階は従来の建物と同様に、東京地下鉄銀座駅や隣接する商業施設「銀座コア」とそれぞれ連絡通路で接続する。これまで入居していた日産自動車やサッポロライオンは、再入居する予定。

銀座5丁目4 銀座5丁目2

 

この再開発現場では、東北の復興支援もしています。

サッポロ不動産開発(株)「銀座5丁目再開発計画」において東北地方の歴史・文化・観光名所等をPR ~日本を代表する街、銀座の中心から「東北地方の情報発信」を本日より展開~ 

サッポロホールディングス(株)の子会社であるサッポロ不動産開発株式会社(本社:東京、社長:生駒俊行)は、2016年5月の竣工を目指して進めている「銀座5丁目再開発計画」において、工事仮囲い壁面を活用し、東北地方への観光客誘致を目的とした情報発信を2月20日(金)より開始します。 サッポログループでは2011年より東北支援活動を実施しており、重点テーマとして①「物産品の消費促進」、②「情報発信」、③「次世代育成」を掲げ、それぞれの事業会社の特色を活かした取り組みを行っています。今回は、銀座の象徴である4丁目交差点の一角において、工事仮囲い壁面に東北地方各県の歴史や文化、観光名所等を紹介する写真を掲出することで、力強く歩みを進める「新しい東北」の情報発信を行っていきます。 第一弾として福島県を紹介し、順次、宮城県・山形県・青森県・岩手県と展開していく予定です。 サッポログループでは、東北地方の未来への希望を願い、グループ各社一丸となって活動を継続していきます。

銀座5丁目3 銀座5丁目1

 

銀座6丁目、銀座エリア最大級の再開発

銀座6丁目では、銀座エリア最大級の再開発が進行中です。今やブランド帝国となった仏モエヘネシー・ルイヴィトン(LVMH)が出資する不動産ファンドのLリアルエステートも参画しています。

銀座六丁目10地区第一種市街地再開発事業

東京を代表する国際的な商業・業務・観光拠点を目指し、中央区銀座の「松坂屋銀座店」跡地を含む2つの街区(銀座六丁目10番、11番)を一体的に整備する再開発事業です。 ワールドクラスクオリティの商業施設や大規模オフィス、観世能楽堂などから構成される、銀座エリア最大級の複合施設を計画しており、2016年11月竣工予定です。

銀座のみゆき通り沿いから撮影した写真です。

銀座6丁目4 銀座6丁目3

↓中央通沿い(右側の茶色のビルは銀座7丁目の「銀座ライオンビル」)

銀座6丁目2 銀座6丁目1

どうやら外国人観光客等を見込んで、観光バスの駐車スペースを地下に設けるようです。

東京では、オリンピックをにらんだ大規模再開発が各地で進行中です。オリンピックを目指した再開発にはますます拍車がかかりそうですね。私たちは「兵どもが夢の跡」にならないよう、この大きな流れに身を任せ過ぎずに心を引き締めて仕事に励みたいと思います。

 

ところで銀座6丁目大規模再開発に出資している仏モエヘネシー・ルイヴィトン(LVMH)は、もともとは建設・不動産会社でした。

 

建設・不動産会社がなぜ世界最大手のブランド帝国に変貌を遂げたのか?

世界最大手のブランド帝国になるきっかけは、タクシーの運転手との何気ない会話だったようです。

LVMH、不動産会社がなぜブランド帝国に?

高級ブランドの世界最大手、仏モエヘネシー・ルイヴィトン(LVMH)。ルイ・ヴィトン、クリスチャン・ディオールなど60以上のブランドを抱え、売上高(2011年12月期)は236億5900万ユーロ(約2兆7千億円)。

11年には伊ブルガリを買収、さらに仏エルメスの株式取得も進めるなど、今なお成長を続ける巨大ブランド帝国だが、そもそもの出発点は北フランスの建設・不動産会社だった。

(中略)

■不動産とブランドの共通点

不動産とブランド――。「一見、脈絡がなさそうに見えるが、明らかな共通点がある」。バーク氏はこう明かす。実は、どちらも高所得層を対象にしているのだ。

「米国では高級コンドミニアムなどを建設し、個人の金持ちに売りさばいていた。だから、我々は高所得者層の嗜好(しこう)を熟知している」。高所得者層の購買動機は決して機能だけではない。手に入れた後に自分が世の中からどう見られるのか。社会的な地位や社交、自己満足なども関係してくる。不動産もブランドも同じなのだ。

「だから、不動産事業からブランドビジネスに移行するのも自然の流れだった」。高級ファッションしかり、時計や宝飾、香水、酒しかり。すべての対象顧客はセレブなのだ。

 

中小企業が短期間で巨大な大企業に生まれ変わることは、歴史上珍しいことではありません。そもそも日本の財閥企業も、もともとは中小企業でした。ティファニー銀座本店ビルを300億円以上といわれる高額な価格で購入した孫正義ソフトバンク社長も、もともとは一人でビジネスを始めています。

今まで全く関わりのないジャンルに手を出すというのは非常に臆病になってしまいがちですが、飛躍した企業を見ていると、商売というのはジャンルはあまり関係ないのかもしれませんね。