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変わる常識。中小企業に求められる不動産投資とは?

2015.5.1|コラム

20150501

幼児の時から学習塾に通い、高学歴を目指す人がいる一方で、自らの腕で稼ぐ人がどんどん増加しています。日本教育制度上で生まれた大卒が決して高学歴とは言えない今、ライフスタイルの常識が変革しつつあります。このような大変革の時代において、中小企業に求められる必要な変革を実現する不動産投資とはどういったものでしょうか。

 

ここ最近、自分の腕で高収入を得ている人が増えています。LINEスタンプなども典型的な例です。趣味と実益を兼ねたライフスタイルですと簡単に言えないほどの高額な収入の人もいるようで、突然数千万円の現金が自分の通帳に記帳されたら、信じられない気持ちになるのではないでしょうか。

 

変わる常識:徒弟制度や就職活動

従来の徒弟制度や就職の常識を覆すような事例もあります。

海外ですし握って1000万円 職人復権、変わる常識
魚のさばき方や目利き、握り方といった基本技術と英会話を2カ月~1年かけて学び、年間約200人の卒業生の半数が1年以内に海外に渡る。生徒は20~40代の転職希望者が中心。高収入への期待が人気の秘密だ…

これまでは、親方や先輩のもとで数年間修行して一人前になるというものが日本の常識でした。しかし、短期間で基本技術と語学をそこそこ習得したのち、海外の現場で実地訓練を重ねつつ高収入を得ていくのが新しい常識になるかもしれません。

そもそも、日本企業において終身雇用・年功序列制度が崩壊していることから、高学歴を得たとしても企業内でどれだけ長期にわたり目指すライフスタイルや収入を手にできるかどうかは不明瞭です。

グローバルな視点で考えると、さまざまな市場が存在し、拡大しています。世界のニーズに合わせて、自分の腕で、自分が求める人生を送ることを第一に考えて行動する人はますます増加するでしょう。

 

変わる常識:マイホーム

次の記事は、家に関する常識の変化を表す記事です。

生活費は月3万―5万円 自作の小屋で暮らす若者たち
自作の小屋で暮らす若者が千葉県内で相次いでいる。郊外の手頃な土地を購入し、量販店で仕入れた建材でインターネットを見ながら自らで建築。

この例が相当数存在するかどうかは疑問ですが、これから自宅を購入することを検討中の方は、当たり前のように高額な住宅ローンを組んで新築住宅を購入することについて検討してみてはいかがでしょうか。いずれ大小修繕費用がかさむ自宅を、数千万円の住宅ローンを35年払いで組んで、さらには毎月高額な子供の学習塾費用を含めて支払うライフスタイルが本当に良いのかどうかは検討の余地があります。

購入後、もろもろの出費を含めて住宅ローンの支払いに困り、副収入を得るために無理な不動産投資に走る人もいます。自宅を購入すること自体は決して悪いことではありませんが、購入価格が高すぎるという事例が後を絶ちません。結果、自分のライフスタイルが、負のスパイラルに陥ることに繋がります。

以前、

今、「持ち家」か「賃貸」か?
多くの賃貸住宅が存在し、震災リスク等もある中、多額の住宅ローンを組んでまでマイホームを取得する必要があるのか、あなたは「持ち家」?「賃貸」?

という記事を記載しましたので、併せてご一読ください。

 

変わる常識:社長の交代

社長交代、タイミングが重要 変革者の育成目指せ
森川亮・LINE社長

退任を発表して以来「なぜ退任するのか?」「つらくないのか?」「今後どうするのか?」など、様々な方にご心配いただいていますが、自分自身で準備してきたこともあり、この時期に退任することに私自身は違和感はありません。

(中略)

今後は、事業が大きく変化する時代になります。変革しなければいけない場合のリーダーをどう育て、どう会社でその変革を受け止め、どう変わっていくかは今後の日本企業の大きな課題です。

LINEそのものの創業者ではないものの、日本の市場でここまでLINEを成長させた功績は素晴らしいものがあります。退任の本質は判りかねますが、ご自身で世界を目指すということは本音ではないでしょうか。

この記事に掲載されている通り、日本企業の社長交代の常識は、内部から昇格昇進することです。変化が少ない時代やそれなりに事業がうまくいっている場合はそれでも良かったのでしょうが、グローバル化とハイテク化が急速に進行している今、異業種から社長を招へいした上で、古参の社員と激論を重ねつつ新しい企業スタイルを構築することは悪いことではないと思います。

 

ただし、創業者の社長交代はそう簡単な話ではありません。長年に渡り様々な時代の変革を乗り越えてきた創業者以上に、優れた経営者は存在しないのではないでしょうか。確かに今の時代は、大変革の時代です。創業者以上に、今の時代の画期的なツール(デジタル機器等)を魔術師のように操る人や、豊富な知識を持つ人が社内にいるかもしれません。

しかし、事業を自ら立ち上げて数十年間企業を成長させてきた経営ノウハウは、容易に身に付くものではありません。まさに「ローマは一日にして成らず」です。安易に経営ノウハウを持ち合わせない人に社長交代をして、創業者の知と汗と涙の結晶である(大半は節税目的で法人名義にしている)大切な資産を目減りされてしまっては大変ですよね。

 

中小企業存亡に求められる必要な変革

これまでも世界の歴史を振り返ると、大変革にさらされたことは何度もありました。ではそういった大変革の時代において、生き残った中小企業はどのような変革をさせたのでしょうか。

多くの場合、本業で得た収入をもとに駅前不動産大家さんとして企業体を変貌させていると思います。

日本では「丸の内の大家さん」と呼ばれる三菱財閥の三菱地所グループが典型的な例の一つです。ここ最近では、家電販売を本業とするヨドバシカメラが最強の駅前大家さんの一社に変革を遂げています。

大規模な不動産を保有しなくても、一棟不動産を駅前に保有しておけば、それなりの賃料収入を得ることができます。結果的に、企業の経営を安定化させることにつながります。

以前記載した代ゼミの事例

代ゼミの跡地はどうなる? 会社経営者は本業に加え、不動産投資に手を出すべきか
本業の業績が思わしくない時期に何故か黒字を出し、その利益のほとんどが不動産投資に関わるアセットマネジメント部署(関連企業)のものだったなんて話はよくあります。不動産投資にはそれだけのパワーと魅力があるのです。本業一本で長く安定した経営を続けることは非常に難しいです。時代によって事業モデルを見直し、その時代にあったものにし続けないといけません。

も参考になります。

 

類まれなる経営ノウハウを持つ創業者がご存命の間に、本業で得た収入を駅前不動産に替えてみてはいかがでしょうか。大げさではなく、それが中小企業に必要な変革だと確信しています。