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長期金利が上昇 米国株のバブルの膨張に警笛

2015.5.8|不動産投資ニュース

20150508

ゴールデンウィーク後の7日、長期金利が急上昇したという報道がなされました。米国でイエレン米連邦準備理事会(FRB)議長が、利上げ時に長期金利が急上昇するリスクに言及したことも、市場心理を悪化させた要因の一つのようです。 長期金利の動向は、不動産投資に密接な関係があるため無視はできません。今後じわりじわりと金利が上昇してくる可能性があります。

 

長期金利急上昇、一時0.430%
新発10年物国債利回りは、前営業日に比べて0.07%高い0.430%と、3月11日以来、約2カ月ぶり高水準を付けた。上昇幅も3月27日以来の大きさ。東京市場が大型連休で休場中に、欧州債券市場で利回りが大幅に上昇した流れを受け、日本国債も売りが優勢となった。

長期金利が急上昇といっても、多くの不動産投資にとっては取り急ぎ反応するべき上昇率だとは思いません。が、無視もできません。

米連邦準備理事会(FRB)のイエレン議長の発言が債券市場に影響を与えたようです。

株式バリュエーションの高まり、米FRB議長「潜在的危険」警告
米連邦準備理事会(FRB)のイエレン議長は6日、株式市場のバリュエーションが全般的に高まっているとしながらも、米国の金融システム全般の安定に対するリスクは抑制されているとの認識を示した。
同議長はワシントンで開かれた「金融と社会」と題された会議に出席。同会議には国際通貨基金(IMF)のラガルド専務理事も出席しており、講演後にラガルド氏の質問に対する回答として、「現時点で株式市場のバリュエーションは全般的にかなり高くなっている」と発言。「潜在的な危険が存在している」との認識を示した。
また、長期金利が低水準にあることにも懸念を表明。「FRBが利上げを開始した後、長期金利が急上昇する可能性がある。このため、金融市場にショックを与えないよう、われわれはできるだけ明確に金融政策について市場とコミュニケーションを図っている」と語った。


FRB議長、米株価「かなり高い」 投資過熱に警鐘
FRB議長が株式相場の水準に直接言及するのは極めて異例。かつてはグリーンスパン元FRB議長が1996年12月、IT(情報技術)ブームで勢いに乗る米株高を「根拠なき熱狂」と表現し、バブルの膨張に警鐘を鳴らしたのが有名だ。
イエレン氏は2014年7月にも「ソーシャルメディアやバイオ関連企業の評価は行き過ぎ」などと、一部業種が割高だとの考えを示していた。今回はさらに踏み込んだ表現を用いることで、投資家の行き過ぎた運用行動に警鐘を鳴らす狙いがあったとみられる。

市場は敏感であり繊細ですね。不動産投資時のローン金利が10年物国債利回りに左右されているのも事実ですから、他の市場のことと軽視することは禁物です。

現時点では、不動産投資家にとっては、金利の上昇リスクはもちろんのこと、空室リスクも大きな悩みの一つだと思います。

買い替えるべき不動産は買い替えつつ、第三者が買い替えるために水面下で放出(売却)される優良な不動産への投資をするなど、来るべき投資のチャンスを見計らっておくのがベターです。