ESTATE BOOKS

 

中小企業経営者・投資家の為の不動産情報サイト ESTATE BOOKS

世界の不動産投資額、前年同期比9%増の1,550億ドル(2015年第1四半期)

2015.5.13|不動産投資ニュース

20150513

総合不動産サービス大手のJLLグループによると、2015年第1四半期の世界の商業用不動産投資額は、確報ベースで前年同期比9%増の1,550億ドルになったとのことです。先月16日の速報(前年同期比4%増の1,480億ドル)を上回る結果になりました。

 

先月公表された速報は次の通りでした。

速報|世界の不動産投資額、前年同期比4%増の1,480億ドル(2015年第1四半期)

いつこの上昇トレンドが途切れるかわかりません。そのうち崩壊するだろうと思いながらも、何となく上昇トレンドが長引くと、「しばらくこのままではないだろうか・・・」と感覚が麻痺し、退場していく投資家がたくさんいます。
こういったバブル的なマーケットにおいて成すべきことは、資産替えするべき不動産があれば確実に資産替えした上で、冷静な視点で不動産事業を営むことだと思います。

確報データが5月11日付で公表されました。

[確報-2015年第1四半期]世界の不動産投資額、前年同期比9%増の1,550億ドル 日本は6%増の129億ドル(円建てで23%増の1兆5,400億円)2015年世界の投資額見通しは7,500億ドル
総合不動産サービス大手のJLLグループ(本社:イリノイ州シカゴ、社長兼最高経営責任者:コリン・ダイアー、NYSE JLL、以下:JLL)がまとめた投資分析レポートによると、2015年第1四半期の世界の商業用不動産投資額は、前年同期比9%増の1,550億ドル※ 1となりました。また、日本の2015年第1四半期の投資額は、前年同期比6%増の129億ドル(円建てでは23%増の1兆5,400億円※2)となりま した。JLLは、2015年の世界の商業用不動産投資額の見通しは、7,500億ドルとしています。
なお、当レポートは4月16日に速報をリリースしています。(速報発表値:世界の2015年第1四半期の投資額は1,480億ドル(前年同期比4%増)、 日本の2015年第1四半期の投資額は129億ドル(前年同期比6%増)、2015年世界の投資額予測は7,400-7,600億ドル)

 

上記記事にも記載されています通り、今後の世界的な不動産投資額は

地政学的リスク 

地域紛争・テロの懸念等で、商品市況の高騰や為替通貨の乱高下が発生し投資意欲が減退する可能性有り

・急激な金利の動き

低金利政策ストップ等による金利上昇により投資意欲が減退する可能性有り

 

により影響される可能性がありますので注意が必要です。

 

上記レポートによりますと、日本への投資額全体のうち海外投資家による投資が30%を占めているようです。ですから、なおさら海外投資家の動向は今後の日本の不動産投資マーケットに大きな影響を与える可能性があります。

日本の不動産投資マーケットの価格帯は、高止まりしています。東京都内の不動産中心に張りつめた糸がいつ切れる(価格が暴落する)のだろうと、多くの不動産エージェントは思っているでしょう。急がば回れと言うように、(資産替え等の理由により思わぬ魅力的な不動産と出会う等)よほどのチャンスが到来しない限り、じっくり市況を見極めている方が将来的にメリットがあるように思います。