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ヤフーとソニー 不動産事業で提携し「不動産流通革命」を目指す

2015.7.10|不動産投資ニュース

20150710

「不動産流通革命」という刺激的なキャッチフレーズのもと、日本の中古住宅の流通革命を起こそうとしているようです。日本の不動産取引を、世界で最も洗練されたものにするというような意気込みが伝わってきます。

 

ヤフーとソニー、不動産事業で提携–中古住宅の個人売り出し可能に

Yahoo! JAPANとソニー不動産は、今回の資本、業務提携により、不動産情報サイト「Yahoo!不動産」と、ソニー不動産の売買仲介やプロパティマネジメントなどの総合不動産サービスを連携する。  最初の取り組みとして、不動産所有者が主体となって自身のマンションを自由に売り出すことができる、不動産売買プラットフォームを共同で開発。2015年中に公開する。これにより不動所有者は、自分のマンションを、自分が決めた価格で、自分で売り出す、ことができるようになる。

実際、具体的にどういったシステムになるのかは分かりません。しかし、既存の中古住宅の不動産取引の問題点を大きく改革しようとしている熱意は確かのように感じます。この改革が成功すれば、とても価値のある業務提携となりますね。

 

「不動産流通革命プロジェクト」の事前告知サイトを拝読してみましょう。

不動産流通革命プロジェクト

”家を売るをもっと身近に”

売り出し方法はどうやら容易のようです。Webから入力するだけでYahoo!不動産に無料で掲載されるとのことです。

 

以前記載しましたが、

オンラインのみで契約可能? 不動産のネット取引解禁で不動産投資はどうなるか

という業界改革の流れがあります。

ですから、(当面は解禁されていない)個人向不動産売買のネット取引が解禁され次第、一気にビジネスチャンスを拡大できる可能性があると思います。

インターネット検索事業者大手のマイクロソフト社とリクルート住まいカンパニー(SUUMO)とが提携して始めた「Bing不動産」も、ここに商圏があるとすれば、今回のヤフー&ソニー不動産のような個人間売買システムに発展していくかもしれません。

一方インターネット検索事業者の最大手グーグル社はどうかというと、一度日本の不動産業界に参入して撤退しましたので、再参入には慎重にならざるをえませんね。

 

中古住宅情報の流通が活性化し、価値が見直されることに

どちらかというと日本は新築志向が強いです。ですから、業界としてもまだまだ十分に利活用できる不動産を解体して新築住宅やビル・マンション等を建てることは日常茶飯事です。

私たちはそういった業界と一線を画し、以前より中古不動産の再生に携わってきました。

ソニーやヤフーのような超大手企業のパワーにより、一気に中古不動産の価値の見直しも社会で普及していくかもしれません。。今回のようなニュースは本当に嬉しい限りです。

日本において、どんどん中古住宅情報が流通し、もっともっと不動産を大切にする文化が育まれるといいですね。

以前記載した以下の記事、

流出する爆弾データ「囲い込み」不動産営業スタイルが横行か

売主側の大手不動産企業が、意図的に買主側の不動産仲介会社に物件を紹介しない「囲い込み」の実態を示す具体的なデータが流出したようです。大手不動産企業による宅地建物取引業法違反とみられる行為の数々が記録されたデータのようです。具体的な企業名まで公開されているようです。

のようなことがなくなることを、併せて願います。

いずれにしても、近い将来の両社の活躍と、その画期的なシステムを通じて中古住宅市場がますます活性化されることを祈念致します。