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リスク認識が不十分なまま不動産投資で悩んでいる話

2015.7.15|コラム

20150715

老夫婦が相続税対策を目的として不動産投資をして苦労している番組が報道されました。その話題に関する記事が公開されています。参考になる人も多いのと思いましたので紹介させていただきます。

 

1億円の借金で賃貸アパートを建てた老夫婦の苦悩

先日、NHKのクローズアップ現代で空き家に関する話題が取り上げられていた。番組は1億円もかけて賃貸アパートを建てた家主が不動産会社とトラブルになっていると報じている。原因は「家賃保証」だ。

相続税の強化で節税対策として不動産投資に注目が集まっている。現在は相続バブルと言われるほどの活況だ。湾岸エリアのマンションが高値で売買されている理由に、相続対策で買われている事が原因という指摘もある。 不動産投資で一番のリスクは入居者が集まらず、空室が増えてしまう事だ。そのリスクを避けるためにあるものが家賃保証だ。これは不動産会社がアパートを一括で借り上げて、入居状態にかかわらず一定の家賃を家主に払う、という契約だ。

(中略)

「あなたはそれだけハイリスクな事をしようとしてるんですよ」とアドバイスを受けていたら、きっとこの高齢の夫婦はアパート投資をしなかっただろう。そしてこれは不動産投資以前の基礎の基礎となる話だ。無条件に株よりアパート投資の方が安全だと思うような人は、不動産投資を絶対にしない方がいい。投資に必要なセンス、あるいはリスクに関する知識が決定的に不足している。

不動産投資を行うこと自体は決して悪いことではありません。

ただし、

不動産投資=不動産事業経営(ビジネス)

であることについて理解する必要があります。

その上で、曖昧ではなく、より具体的で現実的な不動産事業経営の戦略と実行をし続けることが大切です。

加えて、不動産投資に潜むリスクについてもしっかりとご認識いただくことを強くお勧めします。

 

相続税対策と不動産投資の問題や、不動産投資の失敗事例については、以前以下の記事

相続対策の不動産投資に潜むリスク

各地で不動産を活用した節税対策セミナーが開催されています。そのセミナーの延長で、安易に不動産投資を開始してしまい、かえって生活を圧迫することにならないよう気をつけましょう。今回は、相続対策の不動産投資にまつわるリスクについて見てみることにしましょう。


実際に目にした不動産投資の失敗事例

不動産投資で大きな失敗をすると自己破産に追い込まれるような危機的状況になります。不良債権担保不動産を専門に扱ってきた私たちが、これまで直面した不動産投資の失敗事例をいくつかご紹介いたします。

にて記載しました。ご参考までにご一読ください。

こういった不動産投資にまつわる問題点や失敗事例を認識すれば、不動産投資が安易に成功しないことが分かると思います。

不動産投資は、一般個人の方にとって、少ない投資額で桁違いの収益を手にすることができるビジネスだと思います。その反面、桁違いのリスクが不動産投資には潜んでいると思ってください。

多額の利益を目指すならば、それなりにしっかりとした備えをすることを決して忘れないことです。