ESTATE BOOKS

 

中小企業経営者・投資家の為の不動産情報サイト ESTATE BOOKS

中国人が14億円で戸建てを購入する時代!?

2015.10.13|不動産投資ニュース

20151013

中国人投資家が、東京の新築戸建2棟を約14億円で購入した記事が公開されています。海外投資家にとって、これだけ価格が高騰した東京の不動産であっても投資対象としては魅力なのでしょう。

 

この中国人富裕層へ販売したのは、東京都港区のハウジング・ジャパン社とのことです。

中国富裕層、都心高級住宅14億円で購入-株安後も中国マネー健在 (3)

外国人向けに不動産販売などを手掛けるハウジング・ジャパン(港区)の橋本光央社長は6日、ブルームバーグ・ニュースのインタビューで、8月に港区赤坂の7億円弱の新築戸建て2棟を一人の中国出身の顧客に売却したと述べた。同社長は「中国株式相場が上下している状況だからこそ、値動きが激しくない日本の不動産にお金が流れているようだ」とし、11月に中国市場を開拓する部門を本格的にスタートさせる方針を示した。

(中略) 米総合不動産サービスのジョーンズラングラサール(JLL)のキャピタルマーケット事業部長、水野明彦氏は高額物件が売れる背景について「海外の市場環境が荒れている分、日本の不動産の安全性が比較優位に立っている」と指摘。「アジアでは個人が土地を所有できない国が多いが、日本では土地所有権が認められている」ことが人気の一因だと述べた。

橋本社長は、今回の7億円の物件をきっかけに「最終的には10億~20億円の戸建てを作っていきたい。それを買うマーケットはある」と話した。

10億~20億円の戸建ての販売企画とは凄いですね。。。

中国といえば最近の株価下落が危惧されています。この記事内で証券会社がコメントしている通り、こういった高額な住宅の市場は、中国含めて海外の景気減速の影響を見極める必要があると思います。

今回のような中国人富裕層による戸建住宅への不動産投資が、今後もトレンドとして継続するかどうかは少々疑問です。

しかしここで、「中国人投資家」というより、富裕な海外投資家による高額な不動産投資という視点からこの記事を眺めてみたいと思います。

最近では「第二のドバイ」とも呼ばれているアゼルバイジャンの政府系ファンドが、銀座の商業施設に対して500億円規模の高額な不動産投資を行ったと報道されていました。

※「政府系ファンド」:”Sovereign Wealth Fund(略称:「SWF」 )” の和訳。

 

あまり聞き慣れない国名ということもありますので、アゼルバイジャンという国について簡単に触れておきます。

“第二のドバイ”?まるでSFの世界のような近未来都市「アゼルバイジャン」

アゼルバイジャン共和国は、北はロシア、北西はグルジア、西はアルメニア、南はイランと国境を接し、東はカスピ海に面している国。カスピ海の石油採掘により資本が集まり、急速に経済発展した国です。日本ではまだあまり知られていない国で、聞きなれない人も多いと思いますが、ドバイやロサンゼルスに匹敵する雰囲気を持った国として、近年じわじわと注目を集めています。

また、約100兆円規模の世界最大級の政府系ファンド、ノルウェー政府年金基金が日本で不動産投資を始めるとの報道もなされました。

日本国内では高額すぎる不動産に投資する海外投資家は、世界中を見渡せばそれなりに存在するのは間違いないでしょう。

巨額な投資マネーを背景に世界を席巻する海外投資家を相手にする不動産ビジネスが、21世紀の日本の不動産ビジネスの一端を担うことになる可能性は大いにあるのではないでしょうか。

海外投資家に対して、ただひたすら商品企画する道を究める不動産ベンチャー企業も今後生まれてくるように思います。

その上では、先日公開された以下の記事のようなことが頻繁に発生する危険性がありますので要注意です。

ノルウェーもサウジも、政府系ファンド取り崩し-金融市場に影響へ

(ブルームバーグ):ノルウェー、カタール、サウジアラビア、ロシア。原油高の追い風に乗って未曾有の富を手にしてきたこれらの国々が今、その富を取り崩し始めている。原油の値段が半分になり、国家財政に余裕がなくなってきたからだ。

原油相場が1バレル=50ドルを下回る現状は、ここ半世紀の世界の経済および政治的力関係を変える可能性がある。原油高で強大化した産油国は米国や欧州への投資急増を主導してきた。ソブリン・ウェルス・ファンド協会によれば、こうした投資は現在7兆3000億ドル(約880兆円)に達している。

世界最大の政府系ファンド(SWF)を持つノルウェーは今週、8200億ドル規模の資産を初めて取り崩すことを明らかにした。

この記事が参考になったら、下のボタンクリックしていただけると幸いです

にほんブログ村 その他生活ブログ 不動産投資へ