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日経平均21年ぶり年初4連敗 炎上する竹中平蔵氏「トリクルダウンあり得ない」発言

2016.1.8|不動産投資ニュース

20160108

年初からの日経平均が、1995年以来21年ぶりに4日連続で値下げしています。正月番組内で「トリクルダウンなんか起こらない!」と断言してしまった竹中平蔵氏の発言が炎上しています。2016年は市況や周囲の環境に左右されない行動がますます求められます。

 

2016年の年初から波紋を読んでいる発言です。

朝まで生テレビ 竹中平蔵氏の「トリクルダウンあり得ない」発言が波紋

番組では、アベノミクスの「元祖3本の矢」や「新3本の矢」について是非を評価。冒頭、「アベノミクスは理論的には百%正しい」と太鼓判を押した竹中平蔵氏。アベノミクスの“キモ”であるトリクルダウンの効果が出ていない状況に対して、「滴り落ちてくるなんてないですよ。あり得ないですよ」と平然と言い放ったのである。

トリクルダウンは、富裕層が富めば経済活動が活発になり、その富が貧しい者にも浸透するという経済論だ。2006年9月14日の朝日新聞は〈竹中平蔵・経済財政担当相(当時)が意識したのは(略)80年代の米国の税制改革だった。その背景には、企業や富裕層が豊かになれば、それが雨の滴が落ちるように社会全体に行きわたるとする『トリクルダウン政策』の考え方があった〉と報じているし、13年に出版された「ちょっと待って!竹中先生、アベノミクスは本当に間違ってませんね?」(ワニブックス)でも、竹中氏は〈企業が収益を上げ、日本の経済が上向きになったら、必ず、庶民にも恩恵が来ますよ〉と言い切っている。

あっさりと思想(方針?)を変更していると思いますが、現時点ではそれを竹中氏本人は認めていないようです。正直に言ったまでなのかもしれませんが、その姿勢を含めて竹中氏のこれまでの発言の手のひら返しに唖然とした方が多々います。

そうはいっても日本における経済学分野の象徴的なお一人であるからこそ、さっさと方針変更してもらわないと安倍政権上諸々問題が発生するのかもしれません。

安倍首相の念頭会見に関する記事です。

「分配」を言い始めた首相の焦りに透けるアベノミクスの失敗

4日の年頭会見でも「成長と分配の好循環という新しい経済モデルに挑戦していかなければならない」と語った。

アベノミクスはトリクルダウンの経済ではなかったか。ピラミッドの頂点にいる大企業が儲かれば、富はおのずと底辺にまで滴り落ちる。企業を利すれば賃金や設備投資が刺激され、好循環が起きる、という理屈だった。

トリクルダウンが起きていないことは、誰の目にも明らか。しびれを切らした首相は、財界に「賃上げしろ」「設備投資を増やせ」と言うようになった。利益を溜めこむな、吐き出せ、というわけだ。首相の言う「分配」とはこれなのか?

実際のところは約一年前、既に安倍首相はトリクルダウンは目指さないという方針を表明しています。

トリクルダウンでなく、経済の好循環目指す=安倍首相

[東京 28日 ロイター] – 安倍晋三首相は28日午後の参議院本会議で、安倍政権として目指すのはトリクルダウンではなく、経済の好循環の実現であり、地方経済の底上げだと述べた。
相原久美子氏(民主)の質問に答えた。
安倍首相は「政府がどれだけ所得再配分を繰り返しても、持続的な経済成長を通じて富を生み出すことができなければ、経済全体のパイも個人の所得も減る」と指摘。

 

いくら著名な経済学者だといっても

経済学そのものを否定はしませんが、かつてのリーマンショック等の経済危機が発生する度に、経済学の脆さを実感しています。

今後問題視するべき事は、あまりにも不安定な世界の政治・経済状況です。一経済学者が予見できる範疇を超えていると思います。

ですから、経済学が今後の混沌としている世界を生きて行くために信用に値するかどうかの見極めと、その業界にいる一経済学者の発言をどこまで信用するかどうかについては、ますます自己責任になってきます。

 

私見ですが、竹中平蔵氏のような経済学者の言動よりは、安倍政権により作られる市況や周囲の環境への見極めが重要だと思います。

海外メディアが日本の経済政策を「玉砕(BANZAI)」という悪い意味の単語に引っ掛けて「バンザイノミクス」と表していることは以前以下の記事で記載しました。

不動産売却で多額の利益  アベノミクス転じて「バンザイノミクス」は危機的状況

「バンザイノミクス」は実際のところ、株高と景気の良さが連動しているわけではありません。

今や日本経済含めて世界経済に対して巨大な影響力を持つ海外投資家は、日本の円安&株高でどんどん儲け続けるためにも、日銀が金融緩和マネーを市場に流して円安&株高を下支えしてくれることを望んでいて、その意向を無視できない日本政府が(かつてのアジア通貨危機のような日本経済の危機を恐れて)玉砕(BANZAI)政策をとるしかないのかもしれません。

海外メディアが現状の日本の経済政策を、「玉砕」という単語に引っ掛けて「バンザイノミクス」と評しているのも分かるような気がします。

不動産投資家としてはもちろんですが、生きていくためにも今後ますます、市況や周囲の環境に左右されることは避けたいと思います。

 

市況や周囲の環境に左右されないために必要なことは

昨年、私たちは約一年前に記載した以下の記事

2015年不動産投資業界はどうなる? 過去最低金利、低利回り、相続税対策

市況や周囲の環境に左右されない不動産投資のためには真理の見極めが重要

これまで度々記載しました通り着実に不動産投資に成功するためには、それなりのキャッシュ(現金)を用意しつつ、借り入れを減らしておきましょう。これまでの経験上、勝負する物件は突然目の前に登場するものです。じっと商機をうかがいつつ、いざという時が到来したならば、大胆に投資しましょう。そのためには、ここぞという物件に勝負するための資金面での用意をしておきましょう。魅力的な不動産を買いたい、買いたいとおっしゃる方に限って、意外と資金面の手当が曖昧だったりするものです。

これだけ不動産価格が高騰する市況であっても、年に一度は驚くような不動産投資のチャンスはやってくると予測しています。年にいくつも不動産投資をしなければならないという人は少ないと思います。あせりは禁物です。かえってご自身の資産を目減りさせないように注意しましょう。

で記載したことを日々着実に実行してきました。今年も同様の営みを続けています。

 

我が国日本は、おかげさまで今のところ比較的平和な生活を送ることができています。

東京五輪については、エンブレム等の問題を抱えたものの、経済効果への期待感は相当高いものがあります。

しかし、ここで一旦立ち止まってリスクを検討する必要はないのでしょうか?

本当に東京五輪は開催される保証があるのでしょうか?

仮に4年後に予定通り開催されるとして、世界情勢はどうなっているでしょうか?

 

チャイナショックで世界的な金融危機?

中東発の世界戦争が勃発するのではないか?

というようなことが現実味をおびつつある今年2016年は特に、真理の見極めを誤らずに、慎重に行動したいものですね。

自称の方を含めて、不動産投資家と呼ばれる方々の現状は様々です。一般的にはゆとりのある方であれば、2016年含めてチャンスと捉えるでしょう。そうでない方は保有資産を出来るだけ早期に、かつ、出来るだけ高額で売却してキャッシュを保有しておくことに日々奔走するべきだと思います。

 

その上で、人生において何回しか訪れないビックチャンスが到来したならば、即座に行動して単純かつ理論的な不動産投資を行いましょう。すなわち、十二分に養われた不動産の分析力と、これまでのご自身の賢明さと忍耐の成果である自己資金&信用を最大限利活用すればいいだけですね。

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