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「景況見通しが一変、悲観が楽観を上回る」 不動産市況アンケート結果より

2016.1.27|不動産投資ニュース

20160127

日本生命のシンクタンクであるニッセイ基礎研究所は、第12回不動産市況アンケートの結果を公開しました。 景況見通しが一変、悲観が楽観を上回る結果となりました。

 

景況見通しが一変、悲観が楽観を上回る~不動産価格のピークは15~18年と見方分かれる~第12回不動産市況アンケート結果(PDF版)

要 旨

●第12回不動産市況アンケートにおいて、現在の不動産投資市場全体(物件売買、新規開発、ファンド 組成)の景況感について聞いたところ、3年連続で「良い」または「やや良い」が約9割を占めた。

●6ヵ月後の景況見通しについては、2008 年度以来初めて、「悪くなる」または「やや悪くなる」が、「良くな る」または「やや良くなる」を上回った。

 

多くの不動産投資家が気になる不動産価格のピークについてはどうだったでしょうか。

上記アンケートの7ページ目に記載されています。

⑤ 不動産価格のピーク

「東京の不動産価格のピークはいつごろと考えるか」を聞いたところ、「2015 年あるいは現在」が 27.9%、「2017 年下期~2018 年」が 27.9%、「2016 年~2017 年上期」が 27.0%などと見方が分かれた (図表-8)。

国内で高額の不動産取引が続いた一方、金融市場で世界的にリスク意識が高まるなか、既にピーク とする回答が3割近くに達した。

一方、依然として買い手の取得意欲は強いとして、2018 年まで不動産価格の上昇が続くとする回 答が合わせて過半数を占めた。その中でも、米国金利の引き上げの影響や来年の消費税率の引き上 げを視野に「2016 年~2017 年上期」を予想する回答と、国内の低金利は当面継続するとして「2017 年 下期~2018 年」を予想する回答の2つに分かれた。

他方、不動産価格にとってプラス要因といえる東京オリンピックについて、実際の開催時期まで不動産価格の上昇が続くとの見方は少なかった。

 

一棟物不動産だけでなく、マンションの価格もピークを迎える状況に突入しているように思います。

それに関する記事です。

マンションは高根の花に、薄れる低金利効果-億ションも株安の逆風

富士通総研の上席主任研究員・米山秀隆氏は、マンション市場の落ち込みの背景について「ローン金利は十分下がっているものの、賃金が物件価格の上昇に追い付かなかった」と分析する。「需要はピークアウトした」とし、「新たに住宅需要が出てくるには値下がりしないといけない」との見方を示した。

(中略)
高級マンションの賃貸や売買を手掛けるハウジング・ジャパンの橋本光央社長は、「億ションの市場はここにきて停滞気味になっている。年始から株価が下がり、富裕層は様子見ムードになっているようだ」と話す。新築のショールーム来場者数や契約者数は低調で、1月に入ってからは億ションは売れていないようだという。

この記事内でも記載されている通り、一般的な市民よりも富裕層に対してより有利に作用する政策であるのがアベノミクスだと思います。

アベノミクスの限界が露呈する昨今、今後不動産価格の値上がりを期待するのは難しいと判断するのが妥当だと思います。

年始からの株安の逆風を受けて、今後の不動産市況はさらに弱含みといったところです。

一方、この市況を絶好のチャンスと捉える不動産投資家もいらっしゃるでしょう。

先日も記載しましたが、2016年は、これまでの不動産投資家としての力量が問われる一年になりますね。

 


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