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1000ユーロから世界各地へ不動産投資 英国新興企業ブリックベスト

2016.2.23|不動産投資ニュース

20160223

英国新興企業が、クラウドファンディングにより世界中の大規模商業用不動産等に1000ユーロからの投資を可能にしたとの記事が公開されています。日本でも一万円から不動産投資ができるビジネスも存在しています。今後リート(REIT)や、従来型の知人や投資家から資金を集める手法と代わって、主流となる可能性があるでしょうか。


13万円あれば始められる不動産投資-「モノポリー」気分で個人も参加
個人が直接、商業用不動産開発プロジェクトに出資や投資することはできない。しかし英国の新興企業ブリックベストは、欧州の富裕層を大規模商業用不動産に直結させようとしている。
同社は17日に正式に発足した。クラウドファンディングの手法を使い、世界中のプロジェクトに最低1000ユーロ(約12万8000円)からの投資を可能にする。プロジェクトへの出資または債券やローンへの投資が可能で、持ち分や債権はブリックベストのプラットホームで売却することもできる。


原文(英文記事)はこちらです。

ブリックベスト(BrickVest)社のウェブサイトはこちらです。

実際のところは、この記事の後半に次の通り記載されている通り

同社プラットホームの利用は欧州の金融商品指令(MiFID)で「プロの顧客」と定義されている投資家しか利用できないが、十分な金融知識と50万ユーロ以上のポートフォリオを持つ富裕な個人は「プロ」の中に含まれることを選択できる。

誰もが同社経由での不動産投資ができるということではなさそうです。

 

日本でも出来る小額不動産投資

日本では、一万円からの不動産投資を実現する企業もあります。

OwnersBook運営会社のロードスターキャピタルについて見てみることにしましょう。

不動産投資をもっと身近なものへ
我々ロードスターグループは、不動産投資は個人投資家の皆様にとってもっと身近なものであるべきと考えております。また、投資判断は、不動産のポートフォリオ(複数の不動産)で行うのではなく、1つの不動産ごとに投資家の皆様が行うべきと考えております。不動産投資をもっと身近に、そしてより明快な投資判断基準を投資家の皆様に、そんな願いをこめてOwnersBookを運営しております。

 

何が従来と異なるのか

他人から資金を集めて不動産投資をすることは、以前から行われています。

何が従来と異なるのでしょうか。

その点を理解するために、クラウドファンディングを再確認してみましょう。

クラウドファンディング

多くの人から寄付や事業資金を集めて何らかのプロジェクトを実行すること自体は古くから世界中で行われており、決して新しい発想ではありません。しかし、ここで言うクラウドファンディングはそこにインターネット上のプラットフォームという仕組みが介在することにより、資金調達者の情報がよりダイレクトにかつ広範に個々の出資者に伝わる点や多くの場合クラウドファンディングで必要な資金を集められるか否かでネット上の不特定多数の人々の集合知を使ってある程度プロジェクトがスクリーニングされる点などが新しいと言えるでしょう。

 

不動産業界においては、情報伝達が不透明であることが問題の一つであるのは事実です。

身内や知り合いの延長から資金を集めて、不動産投資に精通する親分肌の人が不動産投資をして配当するビジネスの場合は、情報伝達がほとんどなされない可能性もあります。

一時期流行した匿名組合方式による資金集めについても、配当がなされない等の問題が多々発生しています。

 

比較的情報公開がされているリートであっても、ダイレクトに情報提供がなされているかについてははなはだ疑問です。またリートの投資家の多くは機関投資家であることから、個人の方々が主役になるのは困難です。

ましてやリートに出資するネット上の不特定多数の人々の知識・知恵を結集して、世界の各地で不動産投資をすることは困難です。リートの実質的なスポンサー企業が、リートのアセット・マネジメント事業を受託して、スポンサー企業の保有する不動産を運用資産としてリートに組み入れることが公然と行われています。

 

そういった点を鑑みると、ブリックベスト社のような世界各地の不動産を投資対象とするクラウドファンディング型不動産投資企業は、今後増加する可能性があると思います。

 

●ITを活用して国内外からお金集めをすることが上手な方

●投資対象として魅力的な不動産情報集めをすることが上手な方

●テクノロジーに明るい方

この方々が三位一体になると、従来にはないスケールの大きな不動産投資ビジネスが実現できるでしょう。

 

 

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