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マイナス金利は人生を不幸にする?

2016.3.22|不動産投資ニュース

20160322

「マイナス金利」という甘美なフレーズが独り歩きし、相当数の人が安易にアパート・マンション経営に乗り出す危険性があります。人生を豊かにするための不動産投資で不幸になってしまっては本末転倒です。その危険を指摘している記事の紹介です。

 

安易なアパート建設・経営、人生を不幸にする危険…安定した賃貸困難、多額借金抱える

●貸家供給市場は成長しないという現実

貸家が増加するもうひとつの要因が、マイナス金利に象徴される金融緩和だ。金融機関は「緩みきった」金融環境のなかで、貸し手を探してさまよっている。そこで目を付けたのがアパートローンである。土地を担保にアパート建設会社と提携して、相続税が心配な土地所有者に積極的にアパートローンを薦めている。

(中略)

目的が節税であろうがなんであろうが、「投資」には「出口」が必要だ。「アパートは節税になりますよ」「お金、貸しますよ」といってくる輩は、仕事としてアパートを売って収益を得るために優しく語っているのであって、所詮はあなたの人生に「興味・関心がある」わけでも、ましてや「責任を負っている」わけでもない。

 

以前、

マイナス金利は不動産投資家にメリット大
かつての不動産バブルで破綻の経験がある金融業界が、本来貸し出すことのできない方にまで無理に貸し出すような無謀なことはしないでしょう。

ただし、地道に信用力とキャッシュを蓄えることに努めてきた不動産投資家にとっては、マイナス金利政策により、長期の融資期間や低金利等、今までにない好条件で不動産投資を実現出来るチャンスがあります。ご聡明な不動産投資家の皆様にとっては、今年は良い意味で激動の年になりそうですね。

という記事で書きました通り、金融機関側からみた信用力とキャッシュ(現金)を蓄えることに努めた聡明な不動産投資家にとって、マイナス金利政策はメリットが大きいです。

 

ただし、マイナス金利相場であるからなんとか収益がプラスというような一棟アパート・マンションを新築したり既存の物件に投資してしまうと、将来予測される金利や建物維持管理コストの上昇時に、不動産投資事業が破綻する危険があります。

以前記載した以下の記事もご参考までにご一読ください。

 

「もったいない」の落とし穴。相続した不動産を使ったアパ・マン経営で借金苦!
相続税対策のためにアパート・マンション経営に手を出して借金苦に陥る例については、このブログで度々記載してきました。2016年は、相続した不動産で不動産投資を始めて多額の借金で苦しんでいる事例の記事からスタートします。相続は生活に潤いを見せる反面、落とし穴にはまると大変なことになります。


 

実際に目にした不動産投資の失敗事例
不動産投資で大きな失敗をすると自己破産に追い込まれるような危機的状況になります。不良債権担保不動産を専門に扱ってきた私たちが、これまで直面した不動産投資の失敗事例をいくつかご紹介いたします。

 

どうしても不動産投資をする必要があるのは、このマイナス金利で多量の資金が流入したリートのファンドマネージャーのような職業上の責務がある人だと思います。

 

私見ですが億単位の一棟ビル・マンションの一部は値下がりしています。決して日本経済が良いとは言えない状況下、マイナス金利相場であっても、金融機関側からみて億単位の資金を貸せない人には貸せないということも起因しているのでしょう。一棟ビル・マンションが、売主の希望する価格で頻繁に売買成立しているわけではないのが現実です。

また、需要が高いために価格が高騰する数千万円から1億円程度のアパート経営に安易に参入すると、高値での不動産投資となり、人生を不幸にしてしまう危険が非常に高いのでご注意ください。

不動産投資家においては、さらなる値下がりを待ちつつ、じっくりと物件を検討することも必要だと思います。

 

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