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代ゼミの跡地はどうなる? 会社経営者は本業に加え、不動産投資に手を出すべきか

2014.9.8|不動産投資ニュース

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経営者にとって、本業を強化し成長させていくことは当然のことだと思います。一方、その本業が良い方向にいかない場合、不動産業を新事業の一つととらえて不動産業に参入する企業もあります。私たちは中小企業経営者に、本業の助けとしての不動産投資を勧めています。

校舎を7割閉鎖する代ゼミが不動産業で有望視される皮肉

本業が縮小していくのか、競争力を増すのかは、今後の腕の見せどころである。が、不動産業に関しては一等地の大家として有望視され、実は前途はなかなか明るいのでは。

ソニーが不動産仲介業に参入 手数料の決め方、慣習と一線を画す

2014年4月に設立したソニー子会社のソニー不動産が、8月1日から首都圏で営業を開始した。同社はIT(情報技術)を活用して、個人向け不動産の売買仲介や法人向けコンサルティングなどを行うほか、不動産売買時の仲介手数料の決め方など、これまでの業界の慣習とは一線を画すことで、顧客満足度ナンバー 1を目指す。

 

本業を継続して行いつつ、不動産業に参入して事業の柱を増やすことは良いことだと思います。代ゼミの所有する好立地な不動産であれば、ぜひ購入したい、あるいはぜひ借りたいと思う企業はかなりいるでしょう。また、ソニー・グループの不動産事業であれば「安心」という印象を持つ方も多いと思われ、一気に躍進するかもしれません。

 

不動産業が本業でなくても、違う業種の企業が本業以上に不動産投資を行う例はよくあります。

身近な話ですと、以前、千葉県の幕張にある旧BMWジャパン本社の大型商業ビルが、売買情報として不動産投資市場に流れたことがありました。購入したのは、携帯電話用ネット閲覧ソフトの第一人者であったACCESSでした。当時はとても勢いがある成長企業だったと思います。本業の利益が大きい内に、節税対策を含め、自社ビル兼賃貸事業用として大型商業ビルを購入したのでしょう。現在、この投資が本業の助けになっているかは分かりませんが、不動産投資は経営者にとって魅力的な事業の軸になる可能性があり、活用次第では大きな助けになることがあるのです。

 

本業の業績が思わしくない時期に何故か黒字を出し、その利益のほとんどが不動産投資に関わるアセットマネジメント部署(関連企業)のものだったなんて話はよくあります。不動産投資にはそれだけのパワーと魅力があるのです。本業一本で長く安定した経営を続けることは非常に難しいです。時代によって事業モデルを見直し、その時代にあったものにし続けないといけません。そんな中でも、不動産はいつの時代も変わらず収益を安定してあげることができる唯一の事業だと思っています。当社で中小企業経営者の方に不動産投資を勧めている理由はそこにあります。

ただし、

本業をおろそかにして不動産投資に夢中になることは禁物です! 時々そういった経営者に出会います。あまりにも簡単(語弊はありますが)に大金を手にしたり、棚ぼた的に成功してしまうと、「不動産業の才能があるかもしれない」「なんて簡単に儲かるんだ」と勘違いしてしまうことが多いのです。多額の不動産投資に走りすぎて、税金不払いや莫大な借金を抱え、結果倒産してしまった会社を本当に山ほど見てきました。

 

どうみても不動産投資のしすぎで倒産したのでは、と思われる最近の例はソフトウエア興業です。

ソフトウエア興業が破産へ

 

不動産投資は経営と同じです。不動産投資を本業にしていても、簡単に利益を出すことができないのは、通常の会社経営と同じだからです。本業と二足のわらじをはいて不動産投資に参入する場合、信頼のおける不動産会社、あるいはそういった不動産エージェントとの出会いが不可欠だと思っています。