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不動産業者は「消費者軽視で利益優先の風潮」

2016.7.22|コラム

20160722

不動産相談を受けた不動産業者が、消費者を軽視し、自らの利益を優先する風潮があるという記事が掲載されています。不動産取引にまつわる詐欺事例や、現実とかけ離れているマンション広告を行う不動産業者についての記事も見てみることにしましょう。

 

消費者軽視、利益優先の風潮 不動産業者の本音とは (2/2ページ)

不動産の仲介業者は、一般人から見ればプロである。知識や経験が豊富な場合が多く、ちょっと詳しいくらいの一般人では到底太刀打ちできない。

 加えて、私が見るところ不動産業界というのは消費者を軽視する風潮がある。むしろ、そちらが彼らの常識に近いかもしれない。

 だから、相談を持ち掛けたとしても、それぞれ自分の利益になるような答えしか返してこない。悲しいかな、これが業界の現実だ。

いかに消費者から利益をむさぼるかを、毎日毎日考えている不動産業者は、この世に多々存在すると思います。

一般の消費者からすれば

「本当にそんなことがあるんですか?」

というような、不動産取引にまつわる詐欺事例についての記事です。

不動産取引にまつわる詐欺事例

このように詐欺師による人を信用させる為の工作は極めて巧妙です。

したがって、詐欺の被害に遭わない方法としては、第一に、詐欺師の外見や雰囲気だけにとらわれて判断しないこと、第二に、実際の取引内容を冷静に分析し・見極め、あまりにうますぎる話であれば必ず裏があると思った方がよいこと、第三に、これは逆説的でありますが、その相手方自身からもたらされたものではない情報や第三者の評価を重視することです。

この記事にあるように、「絶対」という言葉を使う不動産業者には要注意です。「絶対」と言い切る不動産業者をたものしいと思ってしまう方は、詐欺に引っかかる危険性があるので要注意です。

 

また、従来に比べて容易に登記簿情報を取得できるようになった現状では、登記簿の内容を書き換える(偽造する)等のアナログ的な犯罪行為は減少すると思います。

ただし、アナログ的な詐欺行為に遭遇する可能性のある高齢者が、現実的に多くの不動産所有者ですので、まだまだ犯罪行為は無くならないと思います。

 

不動産業界の悪しき慣習「嘘も方便

不動産業者による消費者軽視で利益優先といえば、特に気をつけるべき落とし穴の一つは、不動産業者による「嘘も方便」です。

 

例えば、物件購入時に、

「同時に購入申し込みが入りました。。。」
と言われます。その後の三種類のトークの事例です。

◉Case1:購入を急かせる事例
「早くしないと売れてしまいます!」

◉Case2:購入価格の吊り上げ事例
「同額です。もう一千万円高く購入しないと他に売られます!」

◉Case3:仲介手数料分の購入価格のアップを促す事例
「売主から仲介手数料が出ないことになりましたので、仲介手数料分の価格を上乗せ願います!」

 

このトークが「真実」なのか、「嘘も方便」なのかの見極めは、正直なところ、業界内にいる私たちであっても難しいです。本当にそのような状況の場合もあります。同日に購入申し込みを受けることは確かにあるのです。

多くの不動産業者は、このトークが伝統的な営業の必勝トークだと思っていますので、何ら悪びれた雰囲気を出しません。そのため、表情やしぐさから、「嘘も方便」かどうかを見極めにくいです。

私もこのようなトークで実際にトラブルに巻き込まれた方からのご相談を受けたことがあります。

「不動産業界はどうなっているんだ!」と、その方は相当なお怒りでした。

トラブル内容をお聞きした結果、くすぶったその物件を追いかけてさらに深みにはまることは避け、もっと良い物件を探しましょうということになりました。

ご参考までに、この事例では結果的にその物件よりも、もっと良い物件を購入することができ、ハッピーエンドに終わりましたので良かったのですが、これに似たトラブル事例は他にも多数存在すると思います。

 

不動産業界の悪しき慣習「現実とかけ離れた広告

「嘘も方便」とは言いませんが、現実とかけ離れているマンション広告の問題についての記事です。

マンション広告 「ポエムの世界」に騙されてはいけない

建設費や人件費の上昇などに伴う価格高騰で、販売不振に陥っている新築マンション。不動産経済研究所の調べによると、今年1月から6月までに首都圏で売り出された新築マンションの販売戸数は、昨年同期比より19.8%減少し、バブル崩壊後の1992年以来の低水準になったという。

(中略)

新築マンションの広告は、よく「ポエム」と呼ばれる。その理由は、あまりにも現実とかけ離れているからだ。いくつか例を挙げてみよう。

 数年前に「天地創造」というキャッチコピーを打ち出した、さる財閥系大手不動産デベロッパーが東京近郊に開発した、600戸規模のマンションがあった。

 ご存じの通り「天地創造」とは旧約聖書の冒頭で「光あれ」から始まる、神様がこの世界を創ったというエピソードを言うフレーズ。それをたった600戸程度のマンションのキャッチコピーに使うのだから、それはもうポエムとしかいいようがない。

私も電車通勤していることから、驚くようなキャッチコピーの不動産広告を電車内で目にすることが多々あります。

集客目的で、実在しない格安物件や、相場より格安の物件、成約済みの物件などを掲載(「おとり広告」)し続ける不動産業者にも要注意ですね。

慌てて住宅や投資用不動産を探していると、詐欺的な行為や怪しげな広告につられて後々大変なことになりがちです。

不動産を購入するにしても投資するにしても、出来る限りご自身の欲得を自制して、気楽な気持ちで日々暮らす方が魅力的な不動産と出会うことができるように思います。

お金や資産に対する欲望にはキリがないだけでなく、かえってその後の人生を大変なことに導く危険性があることを示す以下の記事をご覧下さい。

アリババ会長「アリババ創立は最大の過ち」と発言

中国メディアによると、馬氏はロシアで「これ(アリババ集団)が私の人生をこんなに変えてしまうとは全然思わなかった。もともと小さな会社を作りたかったのに、こんな巨大な企業になってしまった。私には手に負えないほどの責任とドラブルをもたらした」と述べた。

「幸せ=お金」ではありませんね。

 

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