ESTATE BOOKS

 

中小企業経営者・投資家の為の不動産情報サイト ESTATE BOOKS

中間層まで拡大 中国人の不動産投資

2016.8.9|不動産投資ニュース

20160809

中国人中間層が、世界の主要な土地の不動産を「爆買い」している記事が公開されています。日本において爆買い報道が過熱することを問題視している記事も併せて見てみることにしましょう。

 

まずは「爆買い」報道について見てみることにしましょう。

北米の不動産を“爆買い”する中国人中間層

 米国では、2016年3月まで、過去一年、中国人住宅購入は、2万9195件にのぼる。その総額は270億米ドル(約2兆7540億円)、平均価格は93.7万米ドル(約9557円)だった。昨年が83.2万米ドル(約8464万円)だったので、1年で1件当たり1000万円以上の値上がりである。

 ちなみに、海外の住宅購入価格の平均は47.75万米ドルと言われるので、現在、米国では、その約2倍もする価格の住宅が購入されている。

ところで、2000~2013年、米国永住権(グリーンカード)を取得した中国人は、約90.3万人で世界第2位である(1位はメキシコ人、3位はインド人)。

これら中国人中間層が、北米の不動産を購入するのは、中国国内とは違って、安全資産だからではないだろうか。損失を被ることがきわめて少ない優良物件である。

 周知のように、中国の不動産は、都市部は国有であり、農村部は集団所有となっている。

 同時に、(中国富裕層のみならず)中間層も、国内で社会的大変動が起きた場合、北米が避難地となるだろう。中国人は、いざと言う時の逃げ場を作っているとも考えられる。

「いざと言う時の逃げ場」について、続けて述べています。

 一般的に、中国人は、次の方法を採って、中国から海外へ移民する。

 まず、自分の子供を海外へ留学させる。子供が留学していると、両親が同国での住民権を取りやすい。その後、自分の妻(時には愛人)が同国で不動産を購入し、そこに居住する。あとは、機を見て、本人が中国を脱出すれば良い。

 ただし、官僚の「裸官」(中国に1人中国に残っている)が米国等へ高飛びした場合、中国公安がわざわざ現地に赴いて、中国へ引き戻すケースがある。

 ちなみに、2013年に公開された映画『北京ロマンinシアトル』(原題:北京遇上西雅図、英題:Finding Mr. Right)は、中国富豪の愛人が、米国シアトルで出産する物語である。この作品は大ヒットした。

 特に、北米は中国人富裕層・中間層にとって人気である。子弟への教育環境は充実しているし、住居環境も良い。また、米国・カナダは法治国家なので、人権がしっかり守られる。

 本来ならば、中国人エリート層は他国への移住を考えるより、自国内で、住居環境を整え、人権が尊重される体制作りをすれば良いのではないか。

 しかし、中国では、しばらくそれが達成される見込みはないだろう。多くの中国人その点をよくわかっている。環境一つをとっても、日増しに悪化している。空気・水・土壌・河川はますます汚れている。

 また、中国は依然、民主主義はほとんど導入されず、ほんの一部だけで民主主義が行われている。

中国人の不動産投資の理由は変化する

中国人の不動産購入の理由は、変化しています。単に投資だけが目的ではないという記事です。

「投資」だけが目的じゃない!?中国人はなぜ日本の温泉旅館を「爆買い」するのか―中国メディア

中国人が日本の旅館を購入するのは、すべてが「利益を出す」ことが目的とは限らないという。1月に日本を訪れた男性は、北京で不動産業を営んでいる。彼は、箱根や鬼怒川の旅館に興味を示しているが、投資の回収率よりも自らのステータスのために購入を考えているという。日本国籍を取得し、印刷会社アールコーポレーションを経営する舘代表は、「中国の富裕層の多くが日本の食べ物や温泉が好きで、よく日本に旅行に来ている。名のある旅館を購入することが、自分にとってのステータスになる」と話している。

もう一つの目的が資産の移転だ。中国の富裕層は国内だけでなく、海外にも資産を分散して保有している。中国国内の不動産市場が冷え込み、海外に資産を移す動きが加速している。不動産価格が下落している日本は、彼らにとって有力な候補地になっているという。

 

世界の主要な都市に、十代半ばの子供を留学生として送っている中国人は相当います。

語学力だけでなく、精神的にも鍛えられるでしょう。

そう言った若者たちが、世界の主要な都市で今後活躍することは容易に想像できます。

 

過熱する爆買い報道については問題あり

「爆買い」報道の過熱は、中国人に対する嫉妬と欲望の裏返しだという記事です。

中国を「見下す」日本人が失ったかつての自信

「爆買い」報道の過熱は嫉妬と欲望の裏返しだ

東大大学院で修士号を取得し、現在テレビ朝日に務める中国人女性・張予思さんが上梓した『革命とパンダ:日本人はなぜ中国のステレオタイプをつくりだすのか』(イースト・プレス刊)をめぐり、著者と社会学者・開沼博さんが語り合った[前編]は、予想以上に大きな反響を呼ぶものとなった。

今回の[後編]ではさらに、中国を“見下したい”日本人の心理、そして加熱する「爆買い」報道の裏側を掘り下げていく。

 

弊社への不動産投資の相談も大半は中国人に

最近様々な不動産投資の相談にご来店くださる方の大半は、中国人です。

中国人のお客様は、皆さん、本当に丁寧な方々ばかりです。

お金も相当な金額を所有しておられます。

本当に一生懸命働いてきたからでしょう。

先日記載した以下の記事も併せてご一読ください。

中国人投資家に買収されまくりで北海道の不動産が危ない? 

私たちも数は多くありませんが、中国人経営者とビジネスの話をしています。

肌感覚ですが、熟成しきって平穏を求める日本人と、混沌としている中国国内に身を置き危機管理に迫られている中国人では、物事の思考スピードが極端に異なっているように感じます。

どちらが良いとかではなく、この差は歴然としています。

家庭や会社が子供・孫の代に渡って発展するためには、海外の方とお互いの違いを認めつつ互恵関係の構築を目指すことが必要不可欠になる時代が、既に日本にも到来しています。

 

この記事が参考になったら、下のボタンクリックしていただけると幸いです

にほんブログ村 その他生活ブログ 不動産投資へ