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「不動産投資って全くおいしくない。不動産投資セミナーに人が集まるのが不思議」by ホリエモン

2016.8.18|コラム

20160818

堀江貴文さんのブログにて、不動産投資についての記事が掲載されています。ストレートな表現で不動産投資についての本質をついている記事です。

 

最近の不動産投資業界では、私たちのような不動産業者が見向きもしないような低利回りかつ中古アパート・マンション(通称:「出がらし物件」)や高額の新築アパート等に、物件を紹介する不動産業者が満額融資(フルローン)付けして、一般(アマチュア)の方を次々と大家さんにしています。

加えて、相変わらず玉石混交の不動産会社が、社会的信用が比較的高い銀行とタイアップするなどして、「家賃保証でアパート・マンション経営」の不動産投資セミナーを行っています。

これでは将来、借金漬けと高い空室率で自己破産、最悪の場合自ら命を落とす等、大変なことになる人が続出しそうです。

 

そういった状況において、桁違いの読者がいる堀江さんのブログに、

「不動産投資って全くおいしくない」

「不動産投資セミナーに人が集まるのが不思議」

という記事が掲載されました。

 

ホリエモン「不動産投資って全くおいしくないよ!」不動産投資の本当のリスク、知っていますか?

「(数ある投資対象の中で)不動産を選んでいるのが、本当に安易だよね」とバッサリ。彼からすれば、巷に不動産投資のセミナーが溢れかえっており、そこに人が集まっていること自体が不思議でならない(中略)「不動産価格は高騰の望みもあるものの、ひどい暴落の可能性もあるし、大きな物件はプロの投資家がしのぎを削る戦場なので素人が手を出しても絶対に敵わない」と厳しい意見。

前半部分については、まさにその通りです。

不動産投資業界に身を置くものとしては、数ある投資手段の中で、不動産投資を選択していただけること自体はありがたいことです。

ただし、安易な考えで不動産投資を開始することは本当に避けてください。

不動産投資が、様々なセミナーやメディア等で宣伝される内容の程、旨味がある投資手段だとは正直な所思いません。美味しい話には落とし穴があるものです。

後半部分のワンルームマンションへの投資についても、その選択肢がベストであるという人が多いとは思えません。

お金が貯まると不動産へ投資したいという気持ちはわからないわけではありませんが、諸々のリスクがあるワンルームマンション投資も一般的にそれ程旨味がある投資手段ではありません。

要注意! ワンルーム&アパート・マンション(通称:アパマン)セミナー

巷では、ワンルームマンションやアパート・マンション投資についてのセミナーが溢れています。それらの中には怪しいセミナーがあります。また大手企業によるセミナーだからといって安心して安易に参加すると、借金漬けにされた挙句に、将来取り返しのつかない状況に追い込まれて「騙された」と嘆いてしまう危険性もありますよ。

「空室リスク軽視」銀行アパートローン急増の危険

土地の有効活用を名目とするアパート・マンション経営に伴う融資、俗にいう「アパマンローン」のあり方に金融庁が目を光らせ始めている。銀行が積極化させているアパマンローンがリスクを軽視したビジネスに傾斜している懸念があるからだ。

(中略)

アパマンローンは1980年代末のバブル経済局面において、多くの銀行が野放図に拡大させた。そして、事業者が返済不能に陥り、多くのローンが不良債権化した経緯がある。当時、銀行業界は「不動産担保さえあれば、緩い審査で融資した」として厳しい批判を浴びた。

それから25年以上が経過し、多くの銀行で世代交代が進んでいる。当時の苦い記憶も希薄化してきている。だが、災難は忘れた頃にやってくる。貧すれば鈍するというような安易なローンビジネスは銀行利用者を苦境に陥らせかねない。金融庁の動きは、その警鐘と言える。

堀江さんは、この記事について

まあ半分以上はインチキみたいなもん。でもこういうのに庶民は騙されんのよねー

とコメントしています。

30年間家賃が一定の事業計画を、平然と持ってくる(皆さんがご存知の)大手企業等営業担当者は確かにいます。

自分は騙されてないと思いつつ、実は騙されている場合もありますのでご注意ください。

 

プライドが高い人や仕事ができるタイプの人は騙されやすい

不動産投資営業に騙されやすいタイプについての記事が公開されています。

元セールスが教える 不動産投資営業のカモになりやすい3つのタイプ

以上2点だけを見ると、「投資用不動産を購入する人はだまされやすい」というイメージを与えてしまったかもしれないが、決してそれだけではない。不動産投資はメリットがある分、リスクもある。そのリスクを負う覚悟ができ、決断が早い人は、仕事ができるタイプも多い。特に仕事ができるタイプが自分の能力を信じる傾向にある。それがたとえ、本来はあまり知識のない「不動産投資」の分野であっても、いつも心のどこかで「自分はデキる」と過信してしまうのだ。

素直な人が騙されやすいだけでなく、プライドが高い人や、決断が早い等仕事ができる人も騙されやすいのですね。

ご自身の能力や経歴が優れていると思うことは、過信(うぬぼれ)につながります。

当ブログで度々引用させていただいている、ウォーレン・バフェット氏の右腕と呼ばれるチャーリー・マンガーさんの金言にも、

「頭が良くて勤勉な人でも、仕事をしていくうちに、うぬぼれという名の落とし穴に落ちないとは限りません。彼らは概して、自分には人より優れた才能と手法があると過信し、自ら困難な航海に出て結局は座礁するのです」

ジャネット・ロウ(増沢和美訳) 『投資参謀マンガー』パンローリング, 2005年, 416頁より

とあります。

騙しの営業トークや「嘘も方便」をなんら悪びれずに活用している不動産投資営業担当者は、残念ながら多いと思います。

私たち不動産業者側が、不動産投資を検討する方に、もっと「愛」を持って接すれば良いだけなのですが。。。

 

不動産投資営業に騙されないためにも、先日記載した以下の記事についてもご参考までにご一読ください。

不動産業者は「消費者軽視で利益優先の風潮」

不動産相談を受けた不動産業者が、消費者を軽視し、自らの利益を優先する風潮があるという記事が掲載されています。不動産取引にまつわる詐欺事例や、現実とかけ離れているマンション広告を行う不動産業者についての記事も見てみることにしましょう。


ラスベガスの不動産王が教える「不動産投資の失敗パターンと成功の秘訣」

ウォールストリート・ジャーナルが選ぶ「全米不動産ビジネスパーソン13位」に輝いたことがあるフィリッペ・ジアード氏に関する記事で、不動産投資の成功の秘訣が公開されています。不動産投資の失敗パターンだけではなく、不動産投資家として成功するための重要なことを知ることができます。

 

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