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とうとう地価も上昇! 一段と売り優位な不動産市況ですが、実は買いもチャンスありなのです

2014.9.24|不動産投資ニュース

9月18日に、平成26年都道府県地価調査(7月1日時点)が国土交通省より公表されました。不動産投資の視点で見ると、この不動産市況は、売り買いともに千載一遇のチャンスと言ってもよいです。

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商業地で全国最大の上昇となったJR金沢駅西口には、北陸新幹線の開通を目前に控えて多額の不動産投資マネーが流れ込んでいます。

【平成26年9月19日】 平成26年都道府県地価調査を公表しました

平成25年7月から1年間の地価の動きは、全国平均では依然として下落しているものの、下落率の縮小傾向が継続しています。東京・大阪・名古屋の三大都市圏平均については、住宅地が上昇に転換し、平成20年以来6年ぶりに住宅地・商業地ともに上昇となりました。

この記事を読むと、不動産価格(地価)が上昇しているエリアは大都市圏や地方の一部で限定的であることがわかります。「我が家が高く売れるかな?」と期待しても、一律に高く売れる保証はありませんね。

 

大都市圏の商業地を中心とした不動産価格の上昇の大きな原因は、最近何度も書いていますが、溢れるほどの投資マネーが不動産市場に流れ込んだことによります。現在の不動産投資市場を予見する分かりやすい記事が、昨年春にダイヤモンド社より公表されています。

外資ファンド、富裕層が動き出した! 投資マネーが日本の不動産市場に流入

あふれるマネーが不動産市場に集中
「これはバブルの始まりなのか、それとも下がり過ぎからようやく適正水準に戻っただけなのか」――。

買い意欲はあっても物件を買えない不動産ファンド

金融緩和でカネは腐るほどあるが、優良貸出先はほとんどない。そこで、反転し始めた不動産市場にマネーが流れ込んでいるのだ。

 

本格的に不動産価格が上昇したと体感したのは、昨年の秋、ちょうど2020年のオリンピック開催が東京に決定した頃でした。その後は、どんどん不動産価格が上昇し、不動産投資をしたい投資家さんにとっては、なかなか購入できない状況になりました。一方、所有する不動産を超高額で売却出来た人も多く、これはバブルと言っても過言ではないでしょう。素晴らしい売りモードですね。

 

国交省が公表した上記データのうち、

商業地の上昇率順位表(圏域別)

にて、新幹線開通予定のJR金沢駅西口に次いで地方圏・商業地上昇率で上位にランクインしたJR仙台駅東口は、なんといってもヨドバシカメラの影響が大きいでしょう。東京でも秋葉原や原宿エリア等で大規模な不動産を購入し続けているヨドバシカメラは、財閥系企業を除くと、今や駅前一等地の大型不動産を購入し続ける最強の不動産投資会社の一社です。将来は、数多くの駅前一等地不動産の大家として多種多様な新事業展開が可能になります。

 

このバブル的な不動産市況は、売りだけでなく、実は買いにとっても千載一遇のチャンスです。こんなに高すぎる物件ばかりで、どこが買いモードなの? と思うかもしれませんが、ここまで高額な取引が成立していると、普段は市場に登場しないような一等地にあるビルや商業施設などが水面下で売り物件として出てくる可能性があるからです。多額の売却利益(キャピタルゲイン)を得た投資家や法人にとっては、希少価値の一等地不動産をゲットできる千載一遇のチャンスです。

私たちにも、「○○ヒルズ」がオープンした駅前一等地ビルや、大規模なホテル&高層ビル等のバルク売買物件の購入案件が持ち込まれています。本当に売り物件ですか? 今は耳を疑いたくなる売買物件情報が、水面下で飛び交う状況なのです。

 

この市況は不動産を高額で売却できるチャンスであり、一等地の不動産を購入できるチャンスでもあります。注意すべきは、儲かったお金を目当てに寄ってくるハゲタカに絡まれないことでしょうね。この先どのような売買物件情報が出てくるのか非常に楽しみです。