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賃貸物件一棟への投資はもうダメ?空き家率が急上昇。2023年には空室率が21%になる?!

2014.9.26|不動産投資ニュース

20140926

野村総合研究所が9月18日付で公表した、2018年および2023年の空き家率の2つのシナリオによると、最近の空き家率の増加スピードの鈍化傾向を延長した場合、2023年に空き家率13.7%。世帯数減少を考慮し、住宅の除却・減築が進まない場合、空き家率21.0%。さてどうしましょう。

野村総合研究所は、次の記事を公開しています。

空き家率が急上昇する可能性

2023年の総住宅数は約6,640万戸になり、空き家数は約1,397万戸、空き家率は21.0%にまで増加することが予測されます(詳細は図・表をご参照)。

この記事は、総務省が平成26年7月29日付で公開したデータをもとにしています。

平成25年住宅・土地統計調査(速報集計) 結果の要約 (総務省発表 平成26年7月29日付)

・共同住宅数は2209万戸で,5年前に比べ,141万戸(6.8%)増加
・住宅全体に占める割合は,42.4%と5年前に比べ,0.7ポイント上昇
・持ち家住宅数は3224万戸で,5年前に比べ,192万戸(6.3%)増加

 

「今後も賃貸マンションに投資し続けて大丈夫?」 と、命題を突き付けられた感があります。

 

ちなみに私たちは、純粋な投資として考えた場合、よほど安く購入できない限り一棟賃貸マンションには投資しません。上記のデータ通り、賃貸の供給増加&世帯数減少&持ち家率上昇になるとすれば、好立地&築浅の一棟賃貸マンションでない限り、失敗するのは明らかだからです。では、そのような好立地&築浅の一棟賃貸マンションがここ数年で安く購入できる可能性はというと、ほとんどゼロに近いです。

それでも投資するのであれば、ペット可(専用)マンションを購入、太陽光発電で電気代を格安にする、屋上農園を行うなど、ありきたりかもしれませんが、これからの時代に合わせた他にはないメリットがある一棟マンションでしょうか。居住者との繋がりを持たせるシェアハウスなどで成功している例もありますね。海外では、入居すれば定職を斡旋するマンションまであるとか。

時代の流れにあった投資や工夫を維持できるのであれば賃貸物件でも成功の可能性はあるかもしれませんが、そこには経営センスやそれなりの資金、そして手間がかかります。ただ持ってるだけで管理会社に丸投げ状態の大家さんは今後ますます厳しくなってきます。

今、賃貸マンション、賃貸アパートを運用している方は、数年後の建物、街並をイメージしてみてください。また、人気物件と自分の物件の違いを考えてみてください。何もしなくても入居者が入る時代は終りました。これからは一棟物件を使った経営という感覚を持って不動産投資をしていく時代なのです。