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次世代の不動産・街の価値向上に貢献 電気自動車(EV)走行中給電の実証実験成功

2021.10.22|不動産投資ニュース

東京大学と三井不動産は、千葉県柏の葉にある首都圏最大級の屋外ロボット開発検証拠点において、EVの走行中給電の実証実験に成功したと発表しました。

 

KOIL MOBILITY FIELDにて 電気自動車(EV)への走行中給電の実証実験を開始
~道路からのワイヤレス給電を通じ、低炭素社会実現に貢献~

東京大学大学院新領域創成科学研究科 藤本・清水研究室(以下:東京大学)が、三井不動産株式会社(以下:三井不動産)と、電気自動車(EV)への走行中ワイヤレス給電の実用化に向けた研究プロジェクトを開始し、三井不動産が2021年6月15日にオープンした首都圏最大級の屋外ロボット開発検証拠点であるKOIL MOBILITY FIELDにて走行中給電の実証実験に成功しました。

三井不動産は、長年蓄積してきた街づくりのノウハウを基盤に、先端モビリティサービス(Mobility As A Service: MaaS)の実証実験により、次世代の不動産や街の価値向上に取り組んでおられます。例えば、「秋葉原」駅から直通のつくばエクスプレス「柏の葉キャンパス」駅近郊等で、MaaSの様々な実証実験を行っています。

シームレスな移動で生活圏(コミュニティ)を広げる “不動産×MaaS”始動。日本初「マンション住民向け複数交通機関のサブスクリプションサービス」実証実験を2020年内に柏の葉、日本橋、豊洲で開始

今回の実証実験において導入したMaaSアプリ“Whim”は、目的地までの検索、予約、決済そして実際にモビリティに乗車するところまでを1つのアプリでシームレスに行うことができます。使用可能なモビリティは現時点で最大4種(カーシェア、シェアサイクル、バス、タクシー)あり、ユーザーの好みに応じて選択し、使用することができます。実証実験においては、これらモビリティを月額定額制(サブスクリプション)のサービスとして提供し、ユーザーは多様な交通サービスを横断的に利用することができます。

実証実験で用いられているアプリ「Whim」は、世界複数の都市で展開されています。

Whim 日本で実証実験サービスを提供中!東京近郊を中心にご利用いただけます

国際的に認められたフィンランドのモビリティアプリケーション「Whim」は、1つのアプリでさまざまな移動モードに対応し、検索から予約、利用、支払いと包括的な機能を提供します。Whimは世界ですでに1,800万件以上の移動に使用され、人々の移動を自分らしくスマートなものにします。

現在の不動産の価値基準における立地条件は、最寄駅や商業施設近郊から近いことが重要視されています。今後はそれに加えて、モビリティサービスによって移動の自由の恩恵を受ける不動産かどうかについても、重要な条件の一つになっていくでしょう。例えば、やや駅から離れた場所の分譲マンションを購入する場合には、駐車場代を支払う代わりに定額MaaS費を支払うことになる可能性があります。

モビリティサービス事業において将来的に不可欠なEVが低コストかつ手軽に活用されるためには、EVへの給電が自動的にできるかどうかが、自動運転技術と並び重要な要素の一つだと思います。その実現に向けていち早く実績を作った三井不動産はさすがです。不動産とMaaS等を組み合わせた次世代不動産サービスを形容する言葉として、最近注目されつつある「Realestate As A Service: RaaS」の実現と普及に向けて、日本国内外で大規模な街づくりに貢献してきた三井不動産が世に先駆けて力を入れている証ですね。

 

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