TENOHA 代官山
2014.12.1|現場の話
11月28日、代官山駅徒歩5分のエリアに東急不動産プロデュースの「TENOHA DAIKANYAMA」がオープンしました。弊社東京オフィスの裏ということもあり、散歩がてら様子を見てきました。
この場所は今年の春まで「Loveria」という名前の商業エリアでした。複数のショップ、レストランがテナントとして入っていましたが、全て退出し、施設全体をリフォームして「TENOHA(テノハ) DAIKANYAMA」として再出発したようです。
http://www.tokyu-land.co.jp/tenoha/
オシャレ雰囲気満載です。
隣接する「代官山東急アパートメント」の取り壊しに伴い、この商業エリアも取り壊して分譲マンションを建設すると聞いていたのですが、商業エリアのみリニューアルオープンしたようですね。「代官山東急アパートメント」方はまだ全室空室みたいです。こちらはまた貸し出すんですかね。
建築コスト高騰&人材不足によるプラン変更か
現在、代官山駅前にはAPAグループが建設中のマンション(CONOE)があり、この東急が建設予定だったマンションと合わせると一気に人口が増え、街の様相も変わるのかなと思っていました。
東急不動産による分譲マンション建設は、住民への説明会も何度かやっていたようなのですが、何故マンション建設を止めて、商業施設をリニューアルしたのでしょうか。
正確なことは分かりませんが、考えられるのは、建設価格の高騰や建築現場の人材不足ではないでしょうか。
私たちの周りでもマンション計画の白紙化や駅前開発の凍結などの話はたまに聞きます。
実際、この商業施設は5年間の限定のようです。
http://news.livedoor.com/article/detail/9515652/
TENOHAの裏に建つのが「代官山東急アパートメント」。現在全戸空室。
5年後というと東京オリンピックも近くなるので、それを機に分譲マンションを販売する計画があるのかもしれません。また、その頃には建設価格や人材不足の問題も解消しているのかも。今後どう展開するにしても、ここまでカッコイイ施設を5年後には壊してしまうのは非常にもったいない。。。
もともと高い建物といえば、代官山の象徴である「代官山アドレストタワー」ぐらいで、他は低層の高級マンションか、5階建て程度の商業ビル、昔からある木造民家が多いエリアです。休日は買い物客で賑わいますが、平日は人が少なく、のんびりした雰囲気です。渋谷の再開発に続けとばかり、今後代官山の街も様変わりしていくのでしょうか。