「お金持ち」を維持し続けるということ
2015.9.11|コラム
不動産投資で成功し、誘惑に負けず、それを維持しつづけることは難しいです。瞬間的な成功は本当の成功とは言えません。今回はお金持ちと普通の人の違いについて記載されている記事を見てみましょう。世界的に成功している著名な投資家の言葉が引用されています。
昨今、「貧しくはないけれどお金持ちとは言えない」、いわゆる中流階級の層が狭まり、二極化が始まっています。
お金持ちか貧乏か…もしも、前者を望むのであれば、「お金持ちの考え方を学ぶ必要がある」とライターKalen Bruce氏。名だたる成功者たちの言葉を例に挙げ、一般人と彼らの考え方の違いを的確に捉えた内容です。(中略)
感情的に金銭決定を下すことで破産しかねない。ウォーレン・バフェットは、投資にはお金よりも感情を上手くコントロールできるかの方が大事だという。感情的になると、人間はモノの価値を見失う。感情は捨て、合理的に考えることがお金を手にする最善の道だ。
私自身も多いに反省する点がありました(苦笑)。
記事内で、 世界的に著名な投資家であるウォーレン・バフェット氏が、
「1958年に31,500ドル(約376万円)で購入した家に現在でも暮らしている」
と記載されています。
政治・経済・国交など、これまで通りにはいかない混沌とした世界を私たちが生きる上では、バフェット氏から見習うべき点は多々あるのではないでしょうか。
以前記載した以下の記事もご一読ください。
まとめますと、バフェット氏の不動産投資は株式投資と同様シンプルな手法をとっていることがわかります。
- 投資対象の不動産の資産価値そのものに注目し、含み益を分析する
- 含み益のある不動産を、出来るだけ安く購入する
- 含み益のある投資対象に集中して中長期の投資をする
- 不動産投資の専門家でなければ、まず自分が専門家でない弱さを認める
- 不動産投資&管理の実績が豊富な専門家とパートナーシップを組む
- 短期的な転売益よりも、中長期的な収益性向上を重視する
- マクロな意見や市場予測に耳を傾けることは危険である
株式投資と変わらない、ぶれない不動産投資ポリシーがうかがわれますね。学ぶことは多々あるのではないでしょうか。
またご参考までに、以前記載した以下の記事もご覧ください。
なにも無理に不動産投資をしなくてもいいのに、と思うような方が、無理に不動産投資を始める場合があります。自由な時間が欲しいということが多いですが、率直に言えばお金がもっと欲しいようです。見た目は裕福に見えても意外とお金がない理由についての記事です。
人生はお金持ちになったから勝ちとか、そうでないから負けというわけではないと思います。
ただし、不動産投資で老後に備えるとか、今より裕福な人生を送りたいというような理由で不動産投資を行うのであれば、お金持ちであり続けている人の金言には耳を傾けた方がよいでしょうね。何かしら学ぶ点があるはずです。