REITを中心とする不動産投資市場30兆円に倍増計画 減税や規制緩和で
2016.4.5|不動産投資ニュース
国土交通省が、REITを中心とする不動産投資市場を2020年頃に30兆円規模に倍増させる目標を決めたとのニュースが各紙に掲載されました。その目標達成のために、必要な減税や規制緩和を取り決めする予定のようです。
不動産投資市場30兆円に倍増
国土交通省は4日までに、不動産投資信託(REIT)を中心とする不動産投資市場を、2020年ごろに30兆円規模に倍増させる目標を決めた。減税や規制緩和を通じて、外国人旅行者向けのホテル建設や、空き店舗再生などへの投資を促す。日銀によるマイナス金利導入を背景に、民間資金を成長分野に振り向けて安定的に運用できるようにし、地方活性化にもつなげる。
このような政策を勘案してか、ゆうちょ銀行もREITに参入するようです。
マイナス金利政策による運用難で、大手金融機関が相次ぎリスクが高めの投資を増やす。ゆうちょ銀行は2016年度中にも不動産投資信託(REIT)投資へ参入する。
REITが軒並み高、ゆうちょ銀の不動産投資参入との報道で買い人気
2日付の日本経済新聞は「ゆうちょ銀行<7182>は2016年度中にも不動産投資信託(REIT)投資へ参入する」と報道した。同銀行は2月にはREIT専門の不動産投資部を新設したとしている。膨大な資産を持つ一方でマイナス金利による運用難に陥っているゆうちょ銀行がREITに積極投資することは同市場の活性化要因に働くとの期待が膨らんでいる。
ますますJリートに投資マネーが流れ込む勢いです。
今後はますます、Jリートに投資するのが良いのか、実物不動産に投資するのが良いのかについて、選択に困る方々が増加するように思います。
ご参考までに、以前記載した以下の記事
Jリート vs 実物不動産
数ある金融商品の中でも利回りが高く、安心・安全な印象があるのか、リート(REIT)の人気はますます増しています。これからの不動産投資は、リートに投資するのが良いのか、実物の不動産に投資するのが良いのか、果たしてどちらでしょう。
をご一読ください。