投資用ビル・マンション一棟の価格がますます下落
2016.12.20|現場の話
不動産投資が専門の私たちの情報によると、ビル・賃貸マンション一棟の価格下落が続いています。決して不動産投資を煽るわけではありませんが現実です。
昨今、瞬く間に千万単位で値下げされる物件を目にしています。
「また値下げされたのですか・・・」という物件も存在しています。
一般的に元々の値付けが高いですから、下落相場については想定はしていました。
物件によってはかなりの急ピッチで価格が下落していますので、少々驚きもあります。
もちろん全ての価格が下落しているわけではありません。
ただし私たちがこれまで興味を持って見ていた、比較的好立地の一棟物(RC•SRC造)の価格であってもどんどん下落しています。
その具体的な理由は売主さんにより異なりますが、価格を下げてでも早期に売却したいという点は共通です。
そうはいっても金融機関の融資姿勢がシビアになりそうですから、一棟物の購入希望者は減らないものの、購入出来る投資家が一段と減少することが想定されます。
そうなると、
①売主さん側から見ると、売れそうで売れない
②諸事情を抱えた売主さんは、価格を下げてでも売りたい
③下落相場に拍車がかかる
④購入出来る不動産投資家さんが、もっと値下げ可能ではないかとシビアに見る
⑤売主さん側から見ると、ますます売れそうで売れない
⑥諸事情を抱えた売主さんは、さらに価格を下げてでも売りたい
⑦下落相場に、さらに拍車がかかる
という状況が今後想定されます。
よほど意図的な事情がない限り、今後の投資用不動産価格のさらなる下落を想定するのが妥当な見解だと思います。
焦って不動産投資をする必要がない方は、時間をかけて品定めしましょう。
一方、高額な価格でご所有不動産が売却できた方や、相続税対策等の理由で早めに購入する必要のある方は、強めのディスカウント価格で不動産購入をオファーしてみてはいかがでしょう。ディスカウントが成功する可能性が高い市況になってきていると思います。
この記事が参考になったら、下のボタンクリックしていただけると幸いです