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ジェフ・ベゾスがバフェットに質問「何でみんなあなたの投資戦略を真似ないんですか?」

2017.1.20|コラム

20170120

ウォーレン・バフェットの金言は、不動産投資にも通じることからこのブログでも度々取り上げさせていただいております。今回はアマゾンのジェフ・ベゾスが、ウォーレン・バフェットに質問した内容についての記事を見てみることとします。

 

バフェット至極の名言に学ぶ!資産を築くお金持ち「4つの秘訣」=東条雅彦

バフェットの投資原則は、「安全域」「長期投資」「集中投資」「ワイド・モート」という4つの言葉に集約されます。それぞれを文章に落とし込むと、次のようになります。

  1. 「安全域」を確保する
  2. 「長期投資」で複利の力を活用する
  3. 「集中投資」で資産を築く
  4. 「ワイド・モート」を持つ企業に資金を投入する

さらにこの4つを一文にまとめると、次のようになります。

安全域を確保しながら、ワイド・モートをもつ企業に資金を集中投資して、長期投資による複利マジックで資産を大きく育てる

原理原則はとても簡単で単純なのですが、私たちの司令塔である脳はその通りに行動するようにはなっていません。

学校教育では「平均点の高さ」を競っていますし、「難しいことをできる人が偉い」と教えられます。そのため、シンプルなことをやるのが逆に難しくなってしまっているのです。

 

かつてウォーレン・バフェット氏の不動産投資と、育ての親とも言われるベンジャミン・グレアム氏について以下のような記事を記載しました。

ウォーレン・バフェットの不動産投資から学ぶこと

世界有数の投資家バフェット氏の育ての親とも言われるベンジャミン・グレアム氏に関する記事から、不動産投資に当てはまるノウハウを学びたいと思います。

「ウォーレン・バフェットを世界一の投資家にした男」と呼ばれ、バフェット氏が師と認めるチャーリー・マンガー氏も、実にシンプルなことが大切だとおっしゃっている記事を以前公開しました。

優れた投資家とは? ウォーレン・バフェットの右腕&投資参謀 チャーリー・マンガー

不動産投資においても、トラブルになる原因は、実は私たちの心の中に存在しているのかもしれませんね。マンガー氏やバフェット氏の言動から学べることは、意外とシンプルなことのように思いますが、それが意外と出来ないのでしょうね。。。

不動産投資以上に株式等金融市場の投資家が多数存在する中、なぜバフェット氏やマンガー氏が際立つ成功を収めているのでしょうか? 一時的に投資が成功しても、何らかのトラブルを抱えていつの間にか消えて行く投資家が後を絶たないというのに。

アマゾンのジェフ・ベゾスCEOがバフェット氏に質問しました。

AmazonのCEOバフェットに質問「何でみんなあなたの投資戦略を真似ないんですか?」

複利マジックで巨大な富を築くバフェットの投資手法に感心したAmazonのジェフ・ベゾスCEOは、バフェットに次のように質問しました。

何でみんなあなたの投資戦略を真似ないんですか?

その時にバフェットが次のように答えました。

ゆっくり金持ちになりたい人なんていないよ。

とても真実を突いた言葉です。

複利マジックで資産を10倍、100倍、1000倍と増やせることを理解していたとしても、多くの人は、そのかかる時間を我慢できません。戦略的な思考ができず、ついつい目先のチャンスに振り回されてしまうのです。

バフェット氏の投資に関する金言は、「株式」「事業」「企業」を「不動産」に置き換えても共通する金言だと思います。

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