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不動産投資している人の「約9割は失敗」という記事

2017.1.24|不動産投資ニュース

20160124

女性の資産運用を提案するファイナンシャル・プランナーが自分の実体験をもとに不動産投資についてつづる連載記事内で、不動産投資している人の「約9割は失敗」と言及していました。

9割が失敗」って本当?不動産投資に興味を持った初心者がすべきこと

私自身は不動産投資をして、運良く安定的な収益を得ることができていますが、実は世の中の不動産投資をしている人の約9割は失敗しているというデータがあります。

私のところにも既に投資用物件を購入して相談にいらっしゃる方は少なくないのですが、「この物件を買ってしまったのでは、資産になるどころか負債にしかならない」というケースが多くあります。

ですから、最後に読者のみなさんにメッセージとしてお伝えしたいのは、「勉強や情報収集もせずに不動産投資をしない」ということです。不動産投資に限らず、知識がない人ほど、カモになってしまいます。

反対にしっかりと知識を身につけ、人脈をつくり、優良な物件に投資することができれば、不動産投資は人生を生きる上で強い味方になると思います。

 

以前、サラリーマンの不動産投資が成功する確率についての記事を記載しました。

サラリーマンの不動産投資が成功する確率は?

多くのサラリーマン投資家のきっかけになったロバート・キヨサキ氏ですら、個人と会社併せて数回破産(倒産)させています。それだけ不動産投資や事業経営を継続することは困難なことの連続です。最近、サラリーマンの不動産投資の成功確率について言及した記事が公開されていました。

(中略)

「家賃収入◯◯万円」とか「所有数◯◯戸」と言って、いかにも不動産投資家として成功しているように見えている人が、実は多額の負債と支払い困難な税や修繕費用の負担を抱えて自転車操業状態であることも多いです。

そういったことを鑑みると、サラリーマンにおける不動産投資の成功確率が1割未満だと推測する著者の意見は的を得ているように思います。

 

「one decade(ワン・ディケイド)」という10年単位を示す言葉が存在する様に、不動産投資をしている期間が10年を超えている投資家は金融危機や多額の修繕費、あるいは集中する空室(大量の退出)等、不動産投資事業に少なからず影響を与える障害を体験し、それを乗り越えている可能性が高いと思います。

「温故知新」といいますが、これから不動産投資を開始する方は、不動産融資の厳格化の流れ等の不動産投資に関する最新の情報収集に励むことに加えて、10年超のキャリアを持つ不動産投資家の失敗談や苦労した体験談に耳を傾けることをお忘れにならないようにしたいものですね。

いかに昨今の不動産投資市場が、一般的に危険な状況下にあるかを教えてくださると思いますよ。

 

 

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