中国企業向の日本工場視察&不動産投資セミナー開催 「日本の技術・人材・不動産」への投資
2017.6.29|現場の話
世界第3位のスマホメーカーの中国・華為技術(ファーウェイ)が、千葉県船橋市の工場跡地に研究開発拠点を設けるという記事が公開されています。右肩上がりの成長を遂げる中国企業が、日本の優れた技術や人材に投資することが今後も増加する可能性が高いです。必然的に、日本の技術・人材はもちろんの事、工場・倉庫を購入することが予測されます。
私たちは成長過程にある中国企業向けに、日本工場視察&不動産投資セミナーを定期的に開催することになりました。
日本大手建設会社の工場視察&日本投資セミナー
株式会社コーヨー、アスリート株式会社、株式会社TechCommunicationsの三社は、2017年7月、中国企業経営者、建築関係者を集め、日本国内の建設会社の視察、不動産投資のセミナーを行います。
「日本の技術・人材・不動産」+「低コスト・高品質な大量生産」を組み合わせた事業の支援を通じて、日中間におけるビジネスマッチングの架け橋の一つになりたいと思っています。
ファーウェイが千葉県の工場跡地(旧:DMG森精機千葉事業所)に不動産投資
中国・華為技術(ファーウェイ)が、千葉県内にR&D施設を新設するという記事を見てみることにします。
ファーウェイが千葉に作るのは「工場」ではない ―― 新設するのは特殊な研究施設だ
ファーウェイが千葉に大型工場を新設し、年内にも日本生産に乗り出す――6月29日に一部報道が伝えたが、新設するのは「工場」ではなかった。
どうやら千葉県内にR&D施設を新設するようですね。昨年、以下の通り発表された記事です。
工作機械世界大手のDMG森精機は国内の生産体制を再編する。9月末をめどに千葉事業所(千葉県船橋市)を閉め、伊賀(三重県伊賀市)と奈良(奈良県大和郡山市)の両事業所に集約する。
リストラクチャリング後の工場跡地等への不動産投資
かつて日本の製造業は、低コストが魅力的な中国に投資しました。
今や、その流れとは逆に中国の製造業が、日本に進出して「日本の技術・人材・不動産」へ投資する時代ですね。
日本の技術・人材を活用して品質向上を目指すだけでなく、日本市場への参入を図る中国企業による、日本の工場跡地等への不動産投資は今後も継続するでしょう。
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